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学校施設

「裸眼視力1.0未満」増加傾向続く 中学6割、高校7割に 「むし歯」ピーク時の1/4に

2024年2月19日

先ごろ文部科学省から公表された2022年度学校保健統計調査(確定値)によると、裸眼視力1・0未満の児童生徒の割合は小学校で3割を超えて、中学校では約6割、高等学校では約7割となって、学年が上がるにつれ低下傾向は強く、また改善されていないことが明らかになった。一方でむし歯(う歯)は小学校・高等学校で4割以下、幼稚園・中学校では3割以下で減少傾向が続いている。【2面に関連記事】

文科省2022年度学校保健統計

調査は全国の国立、公立、私立の幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校の満5歳から17歳までの幼児、児童・生徒を対象に抽出し、発育(身長、体重)と健康状態(疾病・異常の有無)を明らかにすることを目的に、1948年度より毎年実施。今回は202241日から1年の間に行われたもの。

学校種別の主な疾病・異常等の状況は上の表の通り。裸眼視力10未満の者の割合は、幼稚園で2495%、小学校は3788%、中学校6123%、高等学校で7156%。幼稚園ですでに4人に1人だったが、学年の進行とともに増え続けている。前回の調査(2021)で中学校は6066%で初めて60%台を越え、高等学校は7081%70%台を越えたが、今回は中学・高校ともに前回をさらに上回った。

過去との比較では、小・中学校は1979年、高等学校は1985年がそれぞれ最少で、小学校1791%、中学校3519%、高等学校5156%だった。現在、小学校はその2倍以上、中学校も2倍近くに増えている。

文科省は児童生徒の近視増加傾向をふまえ、2021年度から実態調査を実施。その結果、眼球の角膜から網膜の長さである「眼軸長」(長いほど近視度合が強い)は学年が上がるほど長くなるが、変化量は緩やかになることが分かった。生活習慣やICT機器の活用に当たっての配慮事項など、啓発資料等を作成するなどの対策を行っている。

むし歯は順調に減少 ピーク時の4分の1

むし歯(う歯)は幼稚園2493%(前年2649%)、小学校3702(3904%)、中学校2824%(3038%)、高等学校3830%(3977%)で、全ての学校種で前年を下回った。

むし歯の減少は近年で特に顕著で、高等学校は2019年では4368%だったところ、3年間で538ポイント以上も減少。中学校も576ポイント減少した。

むし歯のピークはいずれの校種も9割に達していた1970年代だった。幼稚園の最多は1970年で9540%、小・中学校は1979年で小学校9476%、中学校9452%、高等学校は1980年で9590%だった。

2022年の今日と比べると、例えば幼稚園では4分の1近くまでに減少している。

アトピー性皮膚炎、ぜん息は共に、小学校が314%285%で最も割合が高く、学年が上がるにつれて減少する傾向がみられた。

耳疾患、鼻・副鼻腔疾患はいずれも近年でほぼ同じ傾向が続いている。

教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2024年2月19日号掲載

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