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教育ICT

元気な小規模校を増やす!<14>「コロナに負けるな! 3校で遠隔集合学習 鹿児島県曽於市財部北小・財部南小・中谷小」鹿児島大学大学院 山本朋弘准教授

2020年8月3日
連載

鹿児島県曽於市財部北小・財部南小・中谷小

財部北小(他校)の発表を聞く様子

財部北小(他校)の発表を聞く様子

鹿児島県曽於市の財部北小学校(竹内篤校長)、財部南小学校(脇輝美校長)、中谷小学校(河内恵理子校長)の3校は、2020年6月にWeb会議を用いた遠隔での集合学習を実施した。集合学習は通常、バスを貸し切り、お互いの学校を30分近くかけて移動している。集合学習の目的は小・中連携により中1ギャップをなくすこと。小規模校3校の集合学習は年3回程度、交流学習は年1回実施している。

コロナ禍により6月実施予定であった3校集合学習の代わりとしてWeb会議システムを活用。当日は財部北小6名、財部南小7名、中谷小6名の児童が仲間づくりの学習に参加。各学校の紹介と自己紹介、共通テーマを設定した絵を紹介した。高学年、中学年、低学年に分けてそれぞれ実施し、交流時間を確保した。交流開始前はカメラ前の立ち位置や写り具合、声の大きさ、作品の見せ方など、子供たちは発表練習を入念に行っていた。3校の子供たちが映し出されると歓声が上がり、自己紹介や発表に質問するなど、積極的に参加する様子が見られた。

財部南小児童が発表する様子

財部南小児童が発表する様子

対面での集合学習の時よりも1人ひとりの発表に集中できたようだ。対面学習と遠隔学習をうまく組み合わせた学校間交流の展開は、子供たちのコミュニケーション力をさらに高めることにつながる。

曽於市教育委員会の鮫島純二指導主事は、今後、GIGAスクール構想で機器やインフラを改善し、質の高い合同学習が実現できるよう支援したいと話した。

教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年8月3日号掲載

元気な小規模校を増やす!鹿児島大学大学院 山本朋弘准教授

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