児童生徒1人1台のPC配備が全国で進んでおり、1人ひとりの情報活用能力の育成が一層求められている。スズキ教育ソフトはGIGAスクール構想に対応し、WindowsOS、iPadOS、ChromeOSそれぞれに対応した教材を提供する。
写真を選んで順番を決めたらトリミングや拡大、書き込み等をしてより分かりやすいプレゼンテーションを作成できる(QBプレゼン)
「情報活用能力の育成」に注目して、これまで学校に提供してきた複数の製品をパックで提供する学校ライセンス製品。文部科学省がGIGAスクール構想の標準仕様書で示した学習用ツールの多くの機能を網羅している。各教科での情報活用、協働的な学び、プログラミング的思考の育成、情報モラル教育、キーボード入力の学習が可能になる次の製品を同梱している。▼教育用統合ソフト「キューブきっずver.6」(小学校向け)/「キューブNext ver.6」(中学校向け)=情報収集・整理・ブラッシュアップという学習活動を支援。▼練り合い学習支援ソフト「Lagoon(ラグーン)」=思考の可視化に役立つテンプレート、子供たちが書き込んだ付箋を色ごとに抽出できる機能、授業に参加しているPC画面の一斉表示などで学び合いを支援。▼プログラミング教材「ぴたっと!プログラミング」=命令ブロックを使ったフローチャートの作成やプログラムの実行など、プログラミングの基本を学ぶことができる。▼情報モラル教材「あんしん・あんぜん情報モラル オンライン」=SNSやメッセージアプリにまつわる教材など、オンラインで最新の事例に基づく教材を配信。ワークシートや授業ガイド、家庭通信も同梱。家庭との連携にも配慮している。▼全国小学生キーボード検定サイト「キーボー島アドベンチャー」=キーボード入力の練習を楽しくでき、確実に力がつく。20万人を超える児童が登録。印刷アイテムに「ふりがな一覧表」「級のキャラクター一覧表」も追加。▼詳細=https://www.suzukisoft.co.jp/message/windows/
クラウド環境に対応。個人で学び、グループで話し合い、意見を集約・比較して履歴をふり返ることで学びを深める。教員は、リアルタイムで子供の進捗を確認できる。インターネット環境があれば、離れた地域の学校と画面を共有しながら学ぶことができる。情報はクラウドに保存。▼詳細=https://www.suzukisoft.co.jp/message/chrome/
情報活用能力の育成に特化した3つのアプリケーション、iPad用学習支援ツール「QBプレゼン」、表現活動支援ツール「E―REPORT COMP」、思考の可視化ツール「E―VOLVOX」をそれぞれ学校フリーライセンスで提供。
自治体向け価格を設定。▼QBプレゼン=iPadで撮影した写真を並べるだけで、簡単にプレゼンストーリーを作成することができる。短時間で作成し、発表まで進めることができる。▼E―REPORT COMP=電子書籍のようにiPad上でページをめくって閲覧できるデジタルレポートを作成できる。写真はトリミングや色調補整ができ、動画や音声も掲載可能。編集モードと閲覧モードがあり、閲覧モードでは、感想などを付せん機能で書き込むことができる。▼E―VOLVOX=情報の分類、整理、構造化を支援する新感覚の思考の構造化ツール。3D表示に切り替えることもできる。分類・整理のほかプレゼンで使用することもできる。▼詳細=https://www.suzukisoft.co.jp/message/ipad/
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年10月5日号掲載
