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教育ICT

電子黒板をもっと授業で活用したい!情報端末活用をアップデートしたい!に役立つ実践事例を公開

2024年1月18日

文科省調査(令和4年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果)によると、普通教室の大型提示装置整備率は88.6%と整備率が向上。小学校及び中等教育学校の整備率は9割を超えており、都道府県別でみると最高値は96.8%の高知県だ(いずれも電子黒板・大型ディスプレイ・大型テレビ含む)。一方で、プロジェクター型電子黒板を各種提供しているエプソン販売が教員対象に行った調査によると「電子黒板は導入されており使っているが、もっと様々な活用ができるようになりたい」「他校の事例やアイデアを知りたい」という声が多かった。そこで同社は教科を中心とした小中学校向けの電子黒板活用事例集を制作。デジタル教材や児童生徒用端末を活かすような電子黒板活用事例のPDF版「電子黒板活用授業事例集」「電子黒板活用授業事例集Vol.2」ほかを公開している。各事例集の内容を紹介する。

 

戸田市立戸田東小学校・中学校(埼玉県)を取材。授業の流れと共に示した「電子黒板活用授業事例集」。全12ページ

戸田市立戸田東小学校・中学校(埼玉県)を取材。授業の流れと共に示した「電子黒板活用授業事例集」全12ページ

 

千曲市立東小学校・千曲市立屋代中学校(長野県)で超ワイドディスプレイ表示ができる電子黒板を利用した授業・活動事例を紹介した「電子黒板活用授業事例集Vol.2」。全20ページ

千曲市(長野県)の4つの小中学校を取材。超ワイドディスプレイ表示ができる電子黒板を導入している「電子黒板活用授業事例集Vol.2」 全20ページ

電子黒板活用授業事例集~大きな画面で教室すべてに伝わる授業へ

本事例は、授業や学級活動、保護者会、学校行事などで電子黒板を活用している戸田市立戸田東小学校・中学校に取材。電子黒板と11台情報端末やデジタル教材等による「授業の効率化」「児童生徒の興味・関心の向上」「理解度の向上」「伝える力や表現力を向上」を目指してまとめた。

小学校は国語、算数、理科、図工の授業と朝学習、朝の会を、中学校は社会の事例を紹介。

小学校の髙橋佳奈教諭は話し合いを深めたい部分を大きく映して学びを深めている。

中学校の大貫翔教諭は電子黒板を活用したことで話し合いやプレゼンテーションの時間などアウトプットの時間を増加。「授業を効率化して、思考や話し合いの時間を増加した」と話す。

このほか、映像・音声・動画を活かした英語のモジュール学習(小4朝学習)、その日の予定や連絡事項の掲示・共有(小学校朝の会)などピンポイントですぐに導入できる事例と、1人1台端末と電子黒板を組み合わせた授業の流れや導入効果も丁寧に記載した。

■電子黒板があったからこそ、1 1 台端末の活用が進んだ

戸田東中学校武田吉司教頭は、「電子黒板は、書いたり消したりが楽切り替えが早い意見を共有しやすいなど、良いところがたくさんありますが、1番のメリットは11台端末の相乗効果を高められること。電子黒板と端末をセットで使えたからこそ、教員も1 1 台環境の効果を実感することができた」とコメント。

戸田市教育委員会の布施川裕貴指導主事は「学びが深められる教室を目指して電子黒板を導入し、SAMRモデルを意識しながらデジタルトランスフォーメーションに取り組んだ」とコメント。

児童生徒が主体的に学ぶ教室を目指し、授業のICT活用が自然と進む戸田市の秘訣について次の事例集にまとめた。

 

電子黒板活用授業事例集Vol.2~どの先生どの授業でも使える超ワイドディスプレイ表示の電子黒板

事例集Vol.2では超ワイドディスプレイ表示ができる電子黒板を2022年度から全小中学校に導入している千曲市立上山田小学校、千曲市立東小学校、千曲市立埴生中学校、千曲市立屋代中学校(長野県)を取材。

小学校は国語・算数・理科・音楽・外国語・道徳・特別支援学級、中学校は国語、英語、理科、技術(プログラミング)、学活(球技大会の種目決め)の事例である。

超ワイドディスプレイ表示電子黒板の特徴は、166で黒板のほぼ全面に提示できること、それに加えて2分割して左右に異なる画面を表示できる点だ。例えば遠隔授業では提示画面と相手の教室など、様々な提示が可能になりさらに多様な可能性が広がるものだ。

■電子黒板で授業の可能性が広がった

小学校の和田光司教諭は、見やすさやペンの太さなど、児童に意見を聞きながら改善を重ねている。通常は2分割で、片側にデジタル教科書や教材、もう一方はホワイトボードモードにして書き込むことが多い。ホワイトボードはデジタルなのでデータとしても蓄積でき、授業のふり返りにも役立つ。

また、教員用端末から無線で複数の電子黒板に接続できるため、1人で2クラスの授業を同時に進めたこともある。

児童も自分の端末を電子黒板につなげて発表活動をしており、ワイド画面を活かしたプレゼンも生まれている。

特別支援学級の傳田巴都樹教諭は「ビジョントレーニングを電子黒板で行っている。みんなで相談しながら順番を決めるなどコミュニケーションのきっかけにもなり、意欲的な姿が増えた」という。

このほか本事例では、クラスの友達の素敵なところを見つけ発表する事例(小2国語)、将来就きたい仕事を考える事例(小6道徳)、グループで企画した京都観光プランを発表し合う事例(中2国語)、英語のデジタル教科書や動画を使った事例(中1英語)、実験の手順確認と結果予想を共有し、次の時間の実験計画を考える事例(中2理科)、シンキングツールで考えをまとめ、話し合う事例(中1国語)などを紹介。

■どの学校のどの先生も電子黒板が使えるように

千曲市教育委員会の町田祐介指導主事は「電子黒板活用に向けて必修7スキルと上級3スキルに分けて研修を行った。子供たちの顔を見る時間が増え、児童生徒に寄り添う学びに寄与している」とコメントした。

 

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