
萩野敦子、小助川元太
神林尚子、出口智之/編
丸善出版
四六判 328頁
4400円
奈良時代から昭和まで、さまざまな時代を生きた作家・詩人たちの生きざまを知る。中・高等学校の教科書に登場する作家・詩人58人と、作者未詳作品7点を取り上げ、作家の生涯や作品の傾向、文学的な評価について分かりやすく解説する。
1項目2~8頁完結。人物一人ひとりに焦点を当てることで、教科書の教材となっている作品について、作者が他にどのような作品に携わり、どのような生涯からその作品が編み出されたのかが分かり、より理解を深められる。
日本の歴史の時代区分に拠って「奈良・平安時代」「鎌倉・室町・安土桃山時代」「江戸時代」「明治・大正時代」「昭和時代」の5つの章で紹介。各章の冒頭ではその時代の文学の流れが概観できる総説で、時代背景もつかむことができる。
専門的な研究に携わりながら、高校や大学等で教鞭をとる32名が執筆。読みやすい本文に加え、脚注では歴史的な背景、関連資料や参考文献、読書案内も充実している。
中学生や高校生、教材研究のための資料として教員にもお勧めの一冊。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年4月27日号掲載