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厚生労働省より中学生向け教材「薬害を学ぼう」配布・モデル授業実施校の募集

2019年8月26日

厚生労働省医薬・生活衛生局では、平成22年7月から、文部科学省の協力を得て、薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会」を開催し検討を行い、中学3年生を対象とした薬害を学ぶための教材「薬害を学ぼう」を作成して、平成23年度から毎年、全国の中学校に配布しています。

飲み薬や注射などと一体薬品は、病気やその予防のために私たちの暮らしに欠かすことができません。しかし、その医薬品が原因となって、過去に甚大な健康被害が起こり、多くの人が亡くなり、あるいは今もなお療養生活を続けています。

「薬害を学ぼう」では、「薬害」と呼ばれている医薬品などによる健康被害を知るとともに、その発生の過程や社会的な動きなどを学ぶことを通じて、今後同様の被害が起こらない社会の仕組みの在り方等を考えることを目的としており、「薬害が起こらない社会になるにはどうしたらよいか」を国、製薬会社、医療従事者あるいは国民それぞれの立場で考えます。学校では主に社会科(公民分野)で活用されることを想定しています。

この教材を活用し、様々な関係者の立場に立ち、自分たちの健康な暮らしを守るために社会の仕組みがどうあるべきか、自分たちができることは何か、考えてもらうのがねらいです。また厚生労働省のサイト「薬害を学ぼう」では、配布教材のPDFファイルの他、教材をより有効に使用するために「薬害教育教材の活用の手引き」などの参考資料、視聴覚教材が集められています。

さらに厚生労働省では、薬害に関する授業を実施する、モデル授業実施校を募集しています。授業の実施に当たっては、被害者の方による講演の企画調整など、厚生労働省のサポートが受けられます。またホームページで実際の授業例の紹介を見ることができます。医薬品は、子どもたち自身も体調を崩した時、予防接種を受ける時など身近なものです。教材や講演などで、きちんと知って、考えることが大切ですね。

薬害を学ぼう〜どうすれば防げるのか?なぜ起こったのか?|厚生労働省

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