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外国人生徒の日本語学習を効果的に促す実証実験を茨城県内の6つの中学校で実施~筑波大学×凸版印刷

2021年12月24日

筑波大学と凸版印刷は、外国人生徒の日本語学習を効果的に促す方法について検証する実証研究を2021年12月から2022年3月まで、茨城県内の6つの中学校で実施する。

© TOPPAN INC.


■外国人生徒の長文読解力を向上させる

この実証実験では、外国人生徒の日本語学習を支援することを目的に、凸版印刷のICT学習サービス「navima」の読解力向上支援コンテンツを活用し、課題を検証する。茨城県内の散在地域に居住する外国人生徒をオンラインでつなぎ、長文読解の基盤となる文を正確に理解する力の向上に役立てる。

 


■外国人生徒に「navima」の読解コンテンツを提供

この実証研究では、茨城県の散在地域に居住する外国人生徒に「navima」の読解コンテンツをインターネット回線により遠隔で提供。筑波大学のサポーターが手助けすることで学習支援を行う。

 


■学習支援が行き届かなかった外国人生徒の日本語学習を支援

これまで日本語指導者が少なく、学習支援が行き届かなかった地域の生徒に対して、オンライン教材を使用することで、手厚く日本語学習を支援することが可能となる。また、散在地域の生徒を遠隔でつなぎ、学び合いをすることで、生徒が孤立することなく、互いに学習意欲を高めることにつながる。

 


■指導員が学習履歴からつまずきを把握

複数の生徒の日本語学習支援に指導員1人が付き、「navima」の読解コンテンツの問題に取り組む。指導員は「navima」から取得できる学習履歴から、生徒の読解過程においてどのような誤答やつまずきがあるのかを把握する。

 


■「navima」を活用することでつまずいた部分の理解を促す

生徒に対し「navima」の解説文や解説動画を活用し、つまずいた部分への理解を促す。より理解を深める解説内容や解説方法を探るとともに、この実証により外国人生徒の日本語読解力の向上を支援する。

 


■今後は学習言語能力に応じたコンテンツの追加改修を検討

今後、凸版印刷は外国人児童生徒を多く抱える自治体地域や、散在地域の自治体における有効な日本語学習支援ツールとなるよう、学習言語能力に応じたコンテンツの追加改修を検討し、筑波大学との研究成果を幅広く展開する。

 


<実証実験 概要>

実証期間:202112月~20223

実施校:茨城県内中学校6

阿見町立朝日中学校

同町立竹来中学校

稲敷市立江戸崎中学校

筑西市立下館南中学校

同市立開城中学校

同市立協和中学校

対象:22

 

navima」公式サイト

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