豊岡市教育委員会(兵庫県)と一財・ロートこどもみらい財団は1月26日、子供たちが安心しながら自分の個性をみつめ、発見および探究し続けられる環境づくりのための包括連携協定を締結した。
近年、子供たち自らが自分の個性を見つめ、発見・探究し続けられる「居場所」が少ないと言われている。特に現在の教育制度の中で適合しづらい子供たちの精神的および社会的なウェルビーイング(健康・幸福)への対応は急務だ。
豊岡市教委は、こういった社会的な課題に対し、次世代を担う子供たちが自身の可能性を信じ、自分らしく探究しようとする心の「眼の芽」を育てることやその環境を整える活動をしている同財団と、連携に向け対話を重ね、市内の子供達への多様な学びの機会の提供など互いの強みを活かした事業に連携して取り組むため本締結に至った。
【連携協定・協力概要】
(1)児童・生徒への多様な学びの機会の提供に関すること
(2)児童・生徒の発達に関すること
(3)その他、本協定の目的に沿うこと
【協定に基づく主な取組内容】
(1)非認知能力を育む取組の推進
(2)協定による多様な学びの場の提供と活用