文部科学省は7月29日、フランスで開催された「第55回国際物理オリンピック」に日本代表の高校生5人が参加し、3人が金メダル、2人が銀メダルを獲得したと発表した。
金メダルを獲得したのは、開成高校(東京都)3年角谷賢斗さん、灘高校(兵庫県)3年濱田泰成さん、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川県)3年佐藤耀大さん。銀メダルは、筑波大学附属駒場高校(東京都)3年井戸沼悠成さん、灘高校(兵庫県)3年伊丹翔治さん。今大会は、7月17日~7月25日の期間にフランス(パリ)で行われ、91か国・地域から406人が参加した。
また同省は同日、フィリピンで開催された「第36回国際生物学オリンピック」に参加した日本代表の高校生4人全員が銀メダルを獲得したことも発表。
4人は洛南高校(京都府)1年高山歌歩さん、開成高校(東京都)3年竹之内涼介さん、筑波大付属駒場高(同)3年丸谷周さん、埼玉県立大宮高3年大島寛生さん。今大会は、7月20日~7月27日の期間にフィリピン共和国(ケソン)で行われ、79か国・他から305人が参加した。
文部科学省では、国際的な科学技術コンテストにおいて、特に優秀な成績をおさめた者等に対して文部科学大臣表彰等を行っており、今回の結果を踏まえ、上記の9人全員が文部科学大臣表彰受賞者に決定したことも併せて発表した。
国際物理オリンピックに参加した生徒が金メダル等を獲得しました
国際生物学オリンピックに参加した生徒全員が銀メダルを獲得しました