IoT-EXは8月1日、学校敷地内での教職員の私用スマートフォンによる不適切な撮影を防止するため、同社のクラウド型MDMサービス「BizMobile Go!」に、特許技術を応用したジオフェンス機能と連携したスマートフォンカメラ機能自動制御ソリューションを学校向けに提供開始すると発表。
本ソリューションは、教職員が所有する私用スマートフォンが学校敷地内に入ると自動的に全てのカメラ機能を無効化し、敷地外に出ると解除できる仕組みのもので、これにより、意図的か否かに関わらず、学校敷地内での不適切な撮影を未然に防いで、児童生徒のプライバシーを強力に保護し、心のケアと安全な教育環境を構築する。また、教職員にとっても、私用スマートフォンの使用に関して不必要な疑念を抱かれることなく安心して業務に集中できるよう心理的負担軽減に寄与する。
本ソリューションは、「BizMobile Go!」の持つ以下の機能を活用して実現される。
学校の敷地を仮想的な境界線(ジオフェンス)で設定。特許技術により、高精度かつ安定的に教職員のスマートフォンがこの範囲内に入ったこと、または外に出たことをシステムが自動的に検知する。
スマートフォンにインストールされているアプリケーションの機能を細かく制御できる。本ソリューションでは、標準のカメラアプリだけでなく、LINEやSNSアプリなど、他のいかなるアプリからもカメラ機能の起動や写真・動画撮影機能を無効化する。
ジオフェンスによる位置情報と連携し、教職員のスマートフォンが学校敷地内にいる間はカメラ機能を自動的に無効化するポリシーを適用。敷地外に出ると、自動的にポリシーが解除され、カメラ機能が利用可能になる。