第一三共ヘルスケア㈱は9月11日(木)、東京・江東区の中村中学校・高等学校でセルフケアの正しい知識を伝える出張授業を実施。この出張授業は東京・新宿区の成女高等学校との合同という形で行われ、これまで7コマにわたってセルフケアについて学んできた。8コマ目となる最後の授業では、セルフケアの大切さを伝えることを目的に生徒が制作したショート動画とロング動画を公開した。
このプログラムではサステナビリティ活動を推進する第一三共ヘルスケアが「セルフケアアカデミー」の施策として今年度から開始。東京、福井、静岡、大阪、福岡の高校で8コマから12コマの出張授業を実施。
高校生が同世代にセルフケアの大切さを伝えるため、「セルフケアアンバサダー」となり、授業で学んだセルフケアの知識をどのように動画で伝えていくか検討を重ねた。
中村中学校・高等学校と成女高等学校の合同による出張授業は7月から始まり、1コマ目の導入講演ではセルフケアとは何かを学んだ。2~3コマ目はグループワークを実施。動画のテーマを検討し、市場を理解した上でテーマを設計。4コマ目では第一三共ヘルスケアのセルフケア啓発活動やアンバサダーの視点などが企業講演で語られた。そして、6~7コマ目はテーマに沿って動画を制作し、発表に向けて編集を行ってきた。
今回の発表では4~5人で構成された4つのチームに分かれて、「スキンケアのHow to」「市販薬選びのHow to」「市販薬のいろは」「食生活・栄養のいろは」などのテーマから各チームが異なるテーマを選択して、30秒程度のショート動画と2~5分程度のロング動画を制作した。
制作した動画は、①メッセージの明確さ、②表現・構成の工夫、③内容の信頼性・正確さ、④斬新さと面白さの4項目で審査が進められた。審査の結果、ショート動画部門は「スキンケアのHow to」チーム、ロング動画部門は「食生活・栄養のいろは」チームが1位を獲得。そして、全体を通じて最も評価が高かった「スキンケアのHow to」チームが総合部門の1位に輝いた。
総合部門で1位となった「スキンケアのHow to」チームの動画
ロング動画部門の1位を獲得した「食生活・栄養のいろは」チームは長い動画でも見ている人が飽きないようにZ世代で流行った曲を取り入れ、しっかり朝食を取ることの良さが伝わる動画を完成させた。ショート動画部門と総合部門で1位となった「スキンケアのHow to」チームはスキンケアについて洗顔の順番や肌のバリア状態などを〇×クイズで解答する動画を制作。調べた内容を短い時間で楽しく伝えるためクイズ形式の動画にしたという。
ロング動画部門1位の「食生活・栄養のいろは」チーム
ショート動画部門・総合部門1位の「スキンケアのHow to」チーム
【第一三共ヘルスケア サステナビリティ推進マネジャー 岩城純也氏 コメント】
インターネットやSNSなど多くの情報の中から、間違った情報に惑わされることなく、セルフケアに関して正しい情報を入手して、そして伝えることが求められます。セルフケアについて学んだことを活かし、自分の体をケアできるようになってください。今回の動画を作成したことで終わるのではなく、みなさんがセルフケアアンバサダーとして同世代の人たちにセルフケアの大切さを伝えることを期待しています。