コトバンクは、英語音読クラウド「リピートーク」に搭載されている英語スピーキング学習AI「AIパフォーマンス(AIP)」において、新たに「外部試験スピーキング対策モード」を追加した。
本機能は、大学入試や英検、GTEC、TEAP、中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)などの外部試験で求められるスピーキング形式に対応し、生徒一人ひとりの発話をAIが自動で評価・フィードバックする。
大学入試における外部検定利用が拡大するなか、学校現場ではスピーキング指導が大きな負担となっている。本機能は、そうした課題の解消を目的に開発された。教員の指導時間を圧迫する「スピーキング面接練習」をAIが代替することで、教育現場全体の効率化と学習機会の平準化を目指す。

「リピートーク」は、英語音読を中心とした指導を支援するクラウドアプリ。「AIパフォーマンス」は、一般向けに活用されている「AI英会話」を中高校英語教育向けに最適化した機能で、AIが自動的に課題を出題し、生徒の回答を即時評価する。
今回追加された「外部試験スピーキング対策機能」は、英検など外部試験の出題形式に沿ってAIが質問を行い、受験生はリアルな模擬面接として練習できる。ストーリー描写/写真描写/英問英答/ステップタスク/発表の5形式に対応。設定したルーブリックに基づくスコアリングをAIが自動実施。独自問題の登録も可能。
本機能により、生徒は授業外でもAIとの対話を通じて繰り返し練習でき、“発話量の確保”と“即時フィードバック”を両立できる。
同社では現在、トライアル校を募集している。
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