秋田県教育委員会は、「School Engine Web出願システム」(システム ディ)を導入し、12月に本格稼働を開始した。

秋田県教育委員会では、これまで願書の作成・提出に紙媒体を使用。中学校から高等学校への願書提出に際して、志願者及びその保護者においては、入学願書の作成が負担となっており、また、中学校及び高等学校の教職員においては選抜関係書類の入力、作成及び点検等が大きな負担となっていた。
本システムの導入により、対面での願書提出が不要となり、志願者はPC・スマートフォン・タブレットを用いてWEBで願書の提出から合否の確認までが可能。中学校・高等学校の出願事務もWEBで完結することが可能で、入学検定料の納付手続きもクレジットカード・コンビニ払いなどのキャッシュレス決済に対応している。選抜に必要なデータを本システムにて一元管理できることで、業務の効率化と負担軽減が期待される。こうした利便性と業務効率化の観点から、本システムの導入に至った。
School Engine Web出願システムは、出願手続きをインターネット上で完結できるクラウド型のシステム。校務支援クラウドサービス「School Engine」の一機能として提供しており、併せて導入することでシームレスに連携・効率化が可能。