NECは2月10日、鹿児島工業高等専門学校の全学科の3年生200人以上を対象に、一般科目「リベラルアーツⅡ」の必修講義の一つとして「セキュリティリスクアセスメント」の実践的講義を実施したことを発表。講義は2025年10月から2026年1月までの期間で行われた。

本講義は、デジタル社会に不可欠なサイバーセキュリティの重要性に着目し、セキュリティ対策を考える上で必要となるリスクアセスメント手法について、基本用語の学習から事例を用いたグループワークによる実践演習までを行った。講義を実施するのは2024年度に続き二年目。昨年度の実施内容を踏まえて教材や演習方法をさらに改善し、グループワークにおける役割分担や発表形式を強化した。これにより、学生が主体的に取り組める環境を整え、リスクアセスメントの知識習得だけでなく、社会人として求められるコミュニケーション能力や課題解決能力の向上を図った。
学生からは「インタビューなどの演習を通じて企業がどのようにリスクを発見し、対策しているのかを理解できた」「他の人の意見を聞くことで、新たな視点や考え方に気づいた」などの声が寄せられた。また、昨年度受講した学生からも「夏季インターンでこの内容がそのまま役立った」など、実際の活動の中でも役立っているという声が届いているという。
NECと鹿児島高専は、2022年7月に包括連携協定を締結し産学共同で教育支援を行ってる。本取組は、その活動の一つとして、社会で活躍できる人材の育成・輩出を目的に実施している。
期間:2025年10月1日~2026年1月28日
対象:鹿児島工業高等専門学校 3年生(機械工学科、電気電子工学科、電子制御工学科、情報工学科、都市環境デザイン工学科)
対象講義:全学科必修科目「リベラルアーツⅡ」
到達目標:デジタル社会に不可欠なサイバーセキュリティについて、セキュリティ対策を考える上で必要となるリスク状況を可視化するための「リスクアセスメント」の手法を学習することにより、安全安心かつWell-beingな社会作りに貢献できる人材を育成する。
講義内容:5学科の学生を3クラスに分けて、1クラスにつき、以下の項目について毎週90分の講義を4週かけて実施。毎回の講義では小テスト(各10問)を実施し、学習内容の理解の定着を支援した。