小学館グループのSasaeLは6月25日、学校の時間割編成業務を支援するAI時間割編成サービス「SasaeL 時間割」β版の提供を、全国の国公私立の小中高等学校向けに開始した。複雑な条件が絡む時間割作成の自動化により、教員の校務負担を軽減し、働き方改革の推進を目指す。

本サービスは、学級、教員、教室、教科などの基本情報に加え、学校ごとの運用方針に応じた制約条件を登録することで、AIエンジンが時間割案を自動生成する。教員の重複配置や特別教室の利用ルール、勤務可能時間などを反映した調整が数分で完了する。生成された時間割はクラス別、教員別、学校全体の俯瞰表示など複数の画面で確認でき、Excel形式での出力にも対応している。

条件登録画面のイメージ
年度初めの編成業務だけでなく、教員の急な病欠や行事変更に伴う当日の授業調整にも活用できる。自習をできるだけ抑えた代替案の検討をシステムが支援するため、子供たちの学習機会や授業進度への影響を最小限に留める効果も期待される。
今後は、同社が提供するクラウド型校務支援システム「SasaeL 校務」との連携を予定している。これにより、教員・学級・教室・教科などの基本情報を自動取得し、時間割作成時の入力作業を不要にすることを目指すという。なお、本サービスは、「SasaeL 校務」を導入せずに単独で利用することも可能だ。
同社は現在、教育委員会、国公立・私立の小学校・中学校・高等学校を対象に、実際のデータを入力して時間割生成を試すことができるβ版のトライアル利用や個別説明の申し込みを受け付けている。
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