広島県教科用図書販売(広教)はこのほど、「教育情報セキュリティの実態とこれからの学び」と題したオンラインセミナー動画を公開した。学校現場における情報セキュリティの現状を伝え、今後の学校運営に必要な学びを提示する内容となっている。

動画の内容は、2025年度に全国の54教育委員会と教員1000人を対象に実施した独自調査の結果に基づいている。調査では、教員のセキュリティに対する意識は極めて高い一方で、具体的な知識を問う設問の誤答率が95%に上るなど、「意識と知識のギャップ」というリアルな課題が浮き彫りになった。講師を務めた南九州大学の渡邉光浩准教授は、古い常識を更新する「アンラーニング(学びほぐし)」の必要性や、今日から実践できる対策のポイントを解説している。
広教は動画の公開にあわせ、調査の詳細や課題解決策をまとめたレポート「教育情報セキュリティポリシーを現場に根づかせるために」の提供も開始した。ガイドラインに対応した教材選びのコツなどがまとめられており、セミナーページ内のフォームから申し込むことで、動画とあわせて活用できるようになっている。