和洋九段女子中学校高等学校は7月21日、クリーク・アンド・リバー社(C&R社)の協力を得て、同校で「メタバース体験講座」を開催した。同校は文部科学省の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に採択されており、ICTリテラシーの育成を教育方針の一つに掲げている。本講座は、次世代を担う子供たちが最新のデジタル技術に対する理解を深め、メタバースやXR(VR・AR・MR)技術への関心を高めることを目的として企画された。当日は17人の生徒が参加した。

講座は座学とワークショップの二部構成で行われた。第1部の座学では、メタバースの基本的な概念やXR技術との関係性、ヘッドマウントディスプレイなどのデバイスに関する解説が行われた。また、2016年以降の業界の変遷や、AI、デジタルツインといった最新技術とメタバースの融合についても触れられ、今後の社会実装の未来像に関する客観的な説明がなされた。
第2部のワークショップでは、世界的に普及しているメタバースプラットフォーム「Roblox」を用いた実体験が提供された。
生徒たちはグループに分かれて実際のゲーム制作に取り組み、完成後には各作品の特徴や制作中の工夫点について発表を行った。
参加した生徒からは「普段遊んでいるゲームの裏側が体験できて興味深かった」という感想があがった。制作中には生徒同士で助け合いながら課題に取り組む姿も見られ、主体的な学びと協働的な問題解決の機会となった。