武雄市教育委員会(佐賀県)は、Skyと共同で、教職員の私用スマートフォン利用に伴う課題解決に向けた実証研究を開始する。学校現場では校務の一部に私用スマホが使われるケースがあり、セキュリティリスクの増大や運用の属人化が懸念されていた。行事や授業で撮影した写真の取り扱い、迅速な連絡、安全な情報共有の運用ルールを標準化し、教職員の業務負担軽減を図る。

実証研究の期間は9月1日から11月30日まで。実施校である武雄市立武雄小学校において、校長や教諭、講師、事務、養護教諭、ICT支援員などを対象に、校務用スマホと校務スマート化支援アプリ「SKYMENU Mobile」を計40台導入する。アプリを活用することで、写真の安全な管理や教職員間の連絡、タスク管理を公用環境へ一元化する。
今回の取り組みでは、導入前後のアンケート調査や日々の利用ログを分析し、業務負担の軽減や校内コミュニケーションの円滑化、セキュリティ向上などの効果を定量・定性の両面から検証する。武雄市教委は、公用環境への移行を通じて働き方の最適化を進め、実践的な校務DXの運用モデル構築を目指す。