茨城中学校で8月31日、非認知能力検定協会が監修・運営する「非認知能力検定」が、「公中検模試(公立中高一貫校模擬試験)」(日本教材出版)と提携して実施された。本検定はイー・ラーニング研究所がOECDの社会情動的スキルの枠組みをもとに、非認知能力を9つの項目に分類し開発した。
検定ではディスカッションとWebテストを通じて、非認知スキルを測定。参加した小学生20名はグループでの話し合いも実施。保護者からは子供の主体性や親子の対話のきっかけになったとの声が寄せられた。同検定は点数を競うものではなく、受検者の特徴を客観的に把握し、自己理解や周囲の関わり方を見直す契機となることを目指している。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年10月20日号掲載