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学校施設

学校給食は食育の教材【第7回】管理職の理解、協力を得る

2014年11月17日
連載

食に関する問題は、言うまでもなく家庭が中心となり子供に指導を行うものですが、食育が大きな国民的課題となっている今日、子供の食生活については、学校・家庭・地域が連携して食環境の改善を図るよう努めていくことが必要となってきました。その中心に学校給食があります。

教育活動全体における取り組み

現在学校では、学校給食の教育的役割を改めて見直すとともに、教育活動全体による食に関する指導(=「学校における食育」以下、食育)を進めており、家庭や地域と連携しつつ健全な食生活を実践できる人間を育てることを主な目的としています。学習指導要領には、それぞれの教科等の目標を達成する観点から、健康教育の一環として食育領域や内容が取り扱われており、学校教育全体での指導を実施するため、食育に係る全体計画が作成されています。

管理職のリーダーシップが後押し

食育指導計画は、その内容を系統的に整理し各教職員の役割と相互の連携を明確にしておくことが必要で、単に計画作成で終わらせることなく、確実に計画に従い実施されるようにしなければなりません。そのためには、連携・調整の役割を担い、計画作成の中心となる食育リーダーおよび食育推進チームを学校長の任命下に置くことが重要です。

栄養教諭・学校栄養職員を中心に、養護教諭・体育主任・各担任でチーム構成されることが望ましいのですが、管理職の協力を得ることが決め手となるので、日頃から給食を通した食育・児童生徒の食生活状況の情報提供や行政の取り組み、食育推進の背景などを伝え、食育への理解を深めておくことが大切です。

管理職への期待

■検食=給食の検食は管理職が行いますが、単なる料理の味見でも、毒見でもありません。児童生徒に供給可能かどうか判断を下すためのもので、GOサインが出て初めて配缶するため、検食時間は厳守です。事務的なお仕事ではありますが、検食簿記入だけでなく直接感想などを栄養士(調理員)に伝えていただけると嬉しいものです。

■提言・助言=教育活動全般を見る立場から、栄養士の取り組みについて、教育的効果を考えた提言や助言を頂戴したいと思います。ある栄養士の話では、「学級便り」について生徒の反応を聞かれ、ただ出すだけではなく反応を記録し積み重ね生徒の変容を把握することで、ステップアップにつながるとのアドバイスを受けたそうです。これが励みになり、実践の捉え方など、現在の取り組み姿勢につながったようです。

■食育の参観・参画=時間の許す限り、食育活動への参観・参画をお願いしたいと思います。筆者の例では、テーブルマナーの給仕役やサンタクロースに扮してデザートを配達するなど、子供達を直接喜ばせる役目をかっていただきました。

管理職の皆さんには、日頃の食育活動をつぶさに見聞きし評価すること、教育活動の一環として食育を計画実施するための方向性を示唆していただきたいと思います。

【2014年11月17日号】

学校給食は食育の教材

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