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教育ICT

【第15回】ICTキャンパス 大阪経済法科大学

2015年3月2日
連載
ICT機器を使った授業風景

ICT機器を使った授業風景。学生はICカードの学生証で電子ロックを開錠して教室に入室する。

大阪府八尾市に本部を置く大阪経済法科大学は1971年に開学。経済学部(経済学科・経営学科)と法学部(法律学科)の2学部3学科を設置し、多彩な進路・目標を目指せる全12のコースを軸に、特色ある教育が行われている。2012年、八尾駅前キャンパスの開校を機に「ICTキャンパス」の整備を推進。学生がキャンパスライフの中でICTを活用できる環境を整えた。

ICカード学生証でキャンパスライフ支援

八尾駅前キャンパスは、全館に無線LAN環境を導入。講義室や演習室はもちろん、図書館やコミュニティスペースに至るまでネットワークへのアクセスが可能だ。

学生証は電子マネー機能を搭載したICカードタイプで、多彩な機能を備えている。その1つが出席管理。教室には専用カードリーダーを備え、講義に出席した学生はリーダーにカードを通すことで出席登録を行う。
出席状況はリアルタイムにデータベースに蓄積。学生一人ひとりの出席状況が把握できるため、きめ細やかな修学指導にも活用。証明書発行申請や図書貸出にも対応しており、学内での諸手続がカードひとつでスムーズに行える。

電子マネー「楽天Edy」に対応しているため、学内でのレストランや一部自動販売機での支払いはもちろん、学外の店舗でも利用できる。

さらに、八尾駅前キャンパスでは入室管理システムを導入。演習室などに入る際は、学生証で電子ロックを解錠する。そのため高いセキュリティ性が確保され、夜間のキャンパス開館が可能となり、学生は夜遅くまで安心して学習に励むことができるようになった。

学生生活全般に及ぶクラウドサービス

同大学のICT活用で、特徴的なのはクラウドサービスの充実。主なサービスは次の通り。

■ポータルサイト

クラウドサービスの総合窓口が「NicePortal」だ。大学の行事予定やお知らせ、学生自身の時間割表などを一元管理。掲示板もある。

■キャリアポートフォリオ

学生個人の成績、出欠、取得資格、課外活動の成績などの情報を集約。希望業界や就職活動の状況なども登録でき、就職指導を受ける際に役立つ。学修の成果物が蓄積できる「マイノート」機能を持ち、自分の成長記録が一目で分かる。

■eラーニング

「I‐Navi」は、ネットを通じて授業の予習や復習、資格試験対策などの学修が可能。講義の理解度を確認するテスト、継続した学習が要求される外国語教育、夏期休業期間中のオンライン集中講義など、幅広い活用が進んでいる。

■Nice JOB System(キャリアサポートナビ)

各企業から寄せられる最新の求人情報やセミナー情報などを集約。

■コミュニケーション

メールや掲示板などを活用して、学生間および教職員とのコミュニケーションが行われている。

今後の課題はスマートフォンやソーシャルメディアへの対応強化。教育やキャンパスライフにおいて、これらを適切に活用していくための環境整備やサポートを検討中だ。

「スマートフォンやソーシャルメディアを、自身の学びやキャリア形成のためのツールとして十分活用できている学生はまだまだ限られていると思う。大学がこうした最新動向をしっかりと捉え、戦略的に教育や学生サービスに取り入れていけるかが今後のテーマになる」と同学情報科学センター事務長代理・平田良作氏は語った。

教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2015年3月2日号掲載

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