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教育ICT

「アフターコロナ」の準備を進める オンライン授業は段階を踏んで取り組む

2020年6月1日

「コロナ対応におけるオンライン授業とGIGAスクール環境整備のステップ」をテーマにレノボ・ジャパンとNTTコミュニケーションズは4月28日、オンラインセミナーを開催。休校延長や分散登校、再度の休校対応を視野に入れたオンライン授業の段階的な取組を提案した。講師はNTTコミュニケーションズ スマートエデュケーション推進室担当課長の稲田友氏とレノボ・ジャパン教育ビジネス開発部マネージャーの武者超氏。本セミナー詳細=https://bit.ly/2LPQjlW

「コロナ以前」には戻らない

今、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」「ビフォーコロナ」がキーワードになっている。「ウィズコロナ」の社会の在り方から、「アフターコロナ」も「ビフォーコロナ」の社会には戻らない、というのが大方の予想だ。

教育関連についても同様だ。この時期オンライン授業をうまく展開できた自治体や学校では、「アフターコロナ」にも「ビフォーコロナ」の学びに戻らず、オンライン授業のメリットを取り入れた学びを継続していく可能性がある。病気やケガ、心の問題、予期せぬ災害など様々な理由で登校できない場合も自宅や学校外から学ぶことができる「学び」の保障になるからだ。オンラインとオフラインのハイブリッドな授業の在り方は、新たな教育技術として検討していくべき課題といえる。稲田氏は「同時双方向のオンライン授業では、Web会議システムを使いながら様々なツールを使い分けることが求められる。全教員がオンライン授業に取り組むためには、最初からそこを目指すのではなく、ステップを踏んで進めていくほうが成功しやすいのではないか」と、6段階を示した(下表参照)。

オンライン授業にむけたステップ

オンライン授業にむけたステップ

基本モデルでこんな授業ができる

NTTコミュニケーションズとレノボ・ジャパンが提供している「GIGAスクールパック」では、端末とクラウド「まなびポケット」の基本機能(シングルサインオン、端末管理ツール、学習履歴管理等)と、まなびポケット上で活用できるいくつかの教材を基本モデル(税込4万4990円)で提供している。

授業支援システムとして提供する「SchoolTakt(スクールタクト)」については、GIGAスクール版として3年ライセンスを同梱(4年目以降継続する場合月額150円/人)。

さらに学習コンテンツ「eboard(イーボード)」、授業記録システム「BANSHOT(バンショット)」、学校用プログラミング教材「みんなでプログラミング」(2020年8月から提供予定)、クリエイティブツール「Adobe Spark(アドビ スパーク)」を提供している。

この基本モデルでどのような授業が展開できるのかについて、表のステップに添って例示した。

【ステップ0~2】
テキスト入力や手書き入力のほかスマートフォンで撮影して投稿もできる

テキスト入力や手書き入力のほかスマートフォンで撮影して投稿もできる

まなびポケットにログインして教員同士(ステップゼロ)や、クラスごとや学年ごとのグループ(ステップ1)で、チャットによる会話ややりとりを実施。LINEのようなイメージでやりとりがつながり、画像を張り付けたり、各メッセージに「いいね」をつけたりすることができる。手書きで書くほか、テキストボックスを起動して入力することや、紙に書いたものを撮影して貼り付けることもできる。

チャットによるコミュニケーションであれば、スマートフォンでも参加しやすい。まなびポケットはスマートフォンでの利用にも対応しており、音声で入力する子供もいる。

【ステップ3~】

オンラインでつながる手立てがない学校では朝の健康観察で「毎朝検温して記録」「一週間ごとに学校に提出」する場合もあるようだ。リアルタイムの把握が容易な点がオンラインの良い点だ。その日の状況をすぐに把握でき、回答していない子供も一目でわかる。朝、この日の目標や頑張ることを書き込み、他の人の書き込みにコメントをつけることもできる。

【ステップ4~】
オンラインで進捗状況を確認できる

オンラインで進捗状況を確認できる

課題の提示・配布・提出は、まなびポケットのチャンネル機能におけるファイル共有で行うことができる。ネット上にある指定教材のURLを張り付けて直接課題の場所を指示する方法もある。

スクールタクトを活用することで、教員からクラスの全ての児童生徒に課題を提示することも容易だ。児童生徒は課題に対応し、提出ボタンを押すと「提出済」になる。教員が相互閲覧できるようにすることで、児童生徒間はお互いの課題を提出前でも確認することができる。教員は、「よくできました」などのスタンプを送ることができ、コメントや花丸を書き込むこともできる。わかった、わからないアイコンも表示でき、集計ができる。

授業動画をオンライン配信する場合、以下の方法がある。

○動画を好きな時間に視聴する(非同期型)

○同時に皆で視聴する(同期型)

データダイエット等を考えると、非同期型と同期型を適宜組み合わせた授業が効率的だ。

スクールタクトの特徴は、他の子供の課題の提出状況がオンラインでわかる点だ。そのため、同期で行う場合と非同期で行う場合は異なることが起こる。

同期型で行う場合、教員は全員の画面をロックすることができる。

授業動画を全国で共有

現在、NTTコミュニケーションズでは、全国の授業動画・プリント教材を収集し、まなびポケット上で活用できるように準備を進めている。

オンライン学習支援のノウハウも提供。学校長向けの学習準備は3万PVと、多くのニーズがある。

文科省標準仕様書
対応4機種を提供

レノボ・ジャパンの武者超氏は、「GIGAスクールパック」で同社が提供している端末について説明した。

文部科学省が示す端末の標準仕様書に対応した端末を4種類、そのうちGIGAスクールパック対象製品として2機種(Lenovo IdeaPad D330《Windows10》/Lenovo 300e Chromebook 2nd Gen)を提供している。

「日本の学校はITが遅れているといわれているが、オンライン授業や在宅校務は、企業にとってのテレワークと同じ。日本の企業の多くがテレワークに対応できていない。日本全体の新しい取組であり課題であると考え、テレワークを先行して実践している企業として様々なチャレンジを支援したい」と話した。

同社では、一般企業向けにテレワークスタートガイドも提供している。

視聴者から具体的な質問も

セミナー後のQAでは「基本パックでどこまでできるのか」「ソフトウエアは補助金対象外であるが無償ソフトが当初からバンドルされている場合、のちのち返納対象になる可能性はあるのか」「端末が学校に届くのはいつか」「PCが届く前にまなびポケットやスクールタクトをクラウドで活用できるのか」など具体的な質問が出た。

詳細はQRコードから視聴できる。

テレワークスタートガイドを提供

レノボ・ジャパンが提供している「テレワークスタートガイド」には在宅勤務の業務・作業環境例を提示。机上は300ルクス以上、PCディスプレイは500ルクス以下、ディスプレイとの視距離は40センチ以上等の推奨パターンやモバイルモニターの支給などの各種アイデア、セキュリティ対策、定期的なコミュニケーションの実施ほか運用上の工夫などを示しており、子供のオンライン環境や教員の在宅勤務の際の環境の構築など学校関係者にも参考になる。

教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年6月1日号掲載

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