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教育ICT

【第13回EDIX東京 報告】4K大型提示装置2台使いや85V型で学びの環境に進化 教育効果を高める

2022年6月6日

第13回EDIX東京(教育総合展東京2022/第13回教育ITソリューションEXPO、第5回学校施設・サービスEXPO、第3回STEAM教育EXPO、第2回人材育成・研修EXPO、第2回保育・幼稚園ICT化EXPO)が東京ビッグサイトで5月11日~13日に開催され、3日間で1万9904人の教育関係者が来場した。文部科学省や研究者、自治体の首長が登壇したセミナーも実施。受講者は8153人。出展企業は、セキュリティや教材コンテンツ、新たな学びを刺激する教室環境など教育DXに寄与する仕組みを提案。各社のブース内セミナーも人を集めた。


より大きく鮮明な画像で理解力も集中力も向上

ソニーは、55V型、65V型のスタンダードモデル&高輝度モデル、75V型の4枚の4K大型提示装置を比較できるように展示。文字や地図など細かい部分も見やすく、実物投影機の画像やビデオ教材など一般的な解像度の教材も4K画質にアップコンバートされる点がソニーの特徴だ。

画面の視野角は178度で、教室の端からも見えやすい。

大型の提示装置かつ4Kの高解像度があることで、デジタル教科書などの見えやすさは格段に向上。児童生徒の集中力やわかりやすさを支援できる。

85V型を特別教室で活用

85V型を図書館等特別教室やアクティブラーニングルーム等に設置することで遠隔教育効果はさらに高まる。例えばオンライン社会見学では現地の様子が迫力をもって伝わり、遠隔地との学校交流ではくっきりと相手の表情まで映る。ビブリオバトルでは、作品を大きく映すことができ、発表内容もよりリアルに伝わる。

3年間のオンサイト修理保証付帯で故障時もすぐに対応。さらに2年間追加できるオプションもある。

大型提示装置を2台使って教育効果をさらに高める

教員の提示画面と子供の端末画面や作品、インターネット上の教材等、提示したいものはますます増えている。そこでソニーでは大型提示装置を2台使った教室環境を提案。普通教室をバージョンアップする。4K画質でくっきりと映った作品は実物より大きく投影され、細部まで鑑賞でき、児童生徒の意欲や集中力につながるはずだ。各班のまとめや発表も、2台同時に提示することでどの課題について発表しているのか確認ができ、効率的にプレゼンテーションを展開できそうだ。

「未来の学校 みんなで創ろう。PROJECT」を主宰している東京学芸大学の金子嘉宏教授は、東京学芸大学付属竹早小学校にソニーの4K大型提示装置65V型と電子黒板75V型2台設置して実証実験を行っている。「10年後の学校モデルを3年後に実現したい。そのため公立学校でも実装できるモデルを検証している。大画面の提示装置が教室に2台あることで、情報の視認性や共有性を向上することができる。教員提示用と子供用に役割を分担することもできる」と話している。

「見える校内放送」を提案

4K大型提示装置と「VLOGCAM」による「見える校内放送」を提案。YouTubeLiveの仕組みを組み合わせて校長室や放送室から各教室の大型提示装置に映像を放送しつつ、校長や解説者役の児童生徒も顔出して映像レビューを限定公開できる。保護者も家庭から視聴することができる。

映像制作は、児童生徒の情報活用能力を教科外でも育むことができる活動だ。生徒総会や卒業式・入学式をライブ配信する学校も増えている。

 ソニーのデジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1/ZV-1G」は逆光でも自動で顔の明るさをキープ。動画撮影時のピントも高精度でフォーカスしたい被写体をタッチするだけでピントが合う。「VLOGCAM」に三脚機能付きシューティンググリップを組み合わせる(左写真)ことで、カメラに触れず親指1本で静止画・動画撮影やズームなどの基本的なカメラ操作ができ、取材・解説しながら映像撮影ができる。

同社は今後も大型提示装置とあわせて教育現場での新たな使い方を提案する。

教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年6月6日号掲載

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