次世代のテックリーダー育成を目的とした女子中高生向けアプリ開発コンテスト「Technovation Girls 2026 日本公式ピッチイベント」(主催:NPO法人Waffle、後援:文部科学省・UN Women日本事務所)が6月20日、東京都内で開催された。
10回目となる今回は、全国47都道府県から78チーム・408人が参加。企業ボランティアによる約100人のメンターの支援を受けながらアプリ開発に挑戦し、事前審査を経て選出された20チームが当日のピッチイベントに臨んだ。本年度からは「AIを駆使する技術力」に加え「開発時の倫理的配慮」が新たな審査基準に加わり、より深い技術力と倫理的思考の両立が求められる内容となった。

最高賞にあたる文部科学大臣賞には、AIを用いた野鳥観察自動化アプリとゲーム型コレクションアプリを組み合わせ、湿地保全を目指したチーム「FKA」が選出された。FKAは、Lenovo賞も同時受賞している。受賞者一覧は以下のとおり。
湿地保全のため、AIで野鳥観察を自動化する「Bird Counter」と、若者向けゲーム型コレクションアプリ「Bird Quest」を組み合わせた、データと参加をつなぐ2つのアプリ。
視線だけで助けを呼べるゼロUIナースコール「ring」— AIが医療緊急度を判断し、看護師と家族を適切につなぐ、急性期・認知症ケアのためのトリアージシステム。
ASD特性を持つ社交不安症の小中学生がコミュニケーションを学べるアプリ「nookut」
長期療養中の子供が学校・友達・感情をつなぎ留め、同じ境遇の仲間や回復者とつながることで、孤独を和らげ希望と自信を育むアプリ「Star Connect」
豪雪地帯で点字ブロックが雪に埋もれる視覚障がい者の危険を、歩道・車道・障害物・信号をAIで検出してリアルタイムに案内する安全歩行支援アプリ「Yuki-Akari」
厳選ニュースへの「今日の質問」とミニ討論で、若者が安全・手軽に政治を考え、自立した判断力を育む参加型アプリ「Sun Voice」