ネットワンシステムズは8月3日、AIと監視カメラを組み合わせてクマの出没をリアルタイムで自動検知し、迅速に通知する「AIクマ検知・通知ソリューション」の提供を開始した。近年の深刻なクマ被害急増に伴い、住民や児童・生徒の安全確保と見守り負担の低減が課題となる中、自治体や小中高校・大学等の教育機関、インフラ管理企業などを主な対象に販売する。

本ソリューションは、ネットワーク接続された複数台の監視カメラと映像管理システムを連携させ、広範囲の領域を一元管理する。クマの姿や動きを学習させた特化型AIを採用したことで、監視カメラから遠距離にいる個体であっても即時に検知できる点が特徴だ。既存の監視カメラシステムを導入済みの施設であれば、「クマ検知特化AI」を追加するだけで低コストでの導入に対応する。また、クマだけでなくイノシシやシカといった他の害獣検知にも応用が可能となっている。
クマの出没を検知した際は、回転灯や警告音、メール、SNSといった多角的な手法と自動で連携し、管理者や地域住民、施設利用者へ素早く情報を周知する。小学校や中学校、高校などの教育機関では、校庭全体にカメラを配置することで出没時に職員室へ警告音で報知するとともに、保護者へ自動でメール通知を送る運用が可能だ。同社はネットワークや物理セキュリティの構築実績を活かし、設計から保守・運用まで一貫して支援していく方針だ。