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『アフリカン・アメリカン 児童文学を読む 子どもの本という「励まし」』鈴木宏枝/著

2022年6月20日
BOOK REVIEW

「生き延びた」強さから励ましを得る

鈴木宏枝/著
青弓社
A5判 240頁
3300円

本書でのアフリカン・アメリカンとは、アフリカをルーツとし、奴隷制度や人種差別の経験を過去や現在に共有するアメリカ市民を指す。アフリカン・アメリカンが描く児童文学は、抑圧された環境下でも協働して人間らしく生きる姿を表現。多くの作品を取り上げ、その軌跡をたどる。

作家ヴァジニア・ハミルトンの『偉大なるM・C』や『マイゴーストアンクル』は、奴隷制時代の歴史が現代を生きる子供の成長や気づきにどう影響するかを問いかける。また、アフリカの部族語を奪われて奴隷となった人々における言葉の力について、民話「すべて神の子には翼がある」の再話『次女–ある奴隷少女の話』から考察。

白人作家によるアメリカ児童文学での黒人やアフリカン・アメリカンの描かれ方や、意義を唱えるように発展した歴史等も解説。

これらの児童文学は、多様性の希求やルーツの受容、他者との隣接をも目指す。苦痛を描きながらも「生き延びた」強さに焦点を当て、現代の子供に新たな視点と励ましを与えてくれる。

教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年6月20日号掲載

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