宍戸和成、古川勝也、徳永豊/監修
小林秀之、澤田真弓/編集
慶應義塾大学出版会
A5判 200頁
2420円
視覚障害教育の現状と歴史、視覚障害児を理解するための基礎知識、主な眼疾患と教育的対応、教育課程や指導上の配慮といったことから、点字教科書やデジタル教科書、触図や弱視レンズなどの教材や教具、点字指導、歩行訓練などの実践的な解説、職業や就労支援までを網羅する。第7章「視覚障害教育における情報機器の活用」では、情報機器を用いた指導のポイントや、点字ディスプレイ、コンピュータ操作を支援する情報機器、1人1台端末の活用などにも触れる。
シリーズ「特別支援教育のエッセンス」(全5巻)。初めて学ぶ人や支援をする人に分かりやすく解説。学校現場の悩みに対応し、教育現場の困りごとの解決の方向性を示すほか、ICT活用やキャリア支援などの今日的な課題も取り上げる。家族や支援を行う専門職にも有益な情報も掲載。『知的障害教育の基本と実践』『聴覚障害教育の基本と実践』が本書と同時刊行。『肢体不自由教育の基本と実践』が4月、『自閉スペクトラム症教育の基本と実践』が6月に刊行予定。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年3月20日号掲載
