
横山明日希/監修
沼倫加/著
オーム社
A5判 192頁
2310円
「宇宙」は老若男女世代を問わず興味関心をひくテーマであり、物理学はもちろん、数学的エッセンスが散りばめられている。小学校算数や中学・高校で学ぶ数学を使って、宇宙を体感したり理解したりできるとしたら…本書はそんな楽しさを伝えてくれる。
まずパートI「星にまつわること」は、私たちにとって一番身近な宇宙である「地球、月、太陽、惑星」の特徴に潜む数学について。地球1周の長さを測るために、紀元前のエラトステネスはどのような数学の知識を使ったのか。三角比を使って月の大きさと距離を計算する方法などを易しい言葉で紹介する。
パートⅡ「宇宙空間にまつわること」、パートⅢ「宇宙技術にまつわること」の3つのパートでで計38のテーマを取り上げ、どのような数学的なものの見方、理論的背景・応用があるのかを解説する。惑星の平均気温や、お月見団子の並べ方などコラムも充実。
小学校高学年以上から楽しめて、中学生高校生は、学んでいる数学の単元がどのような宇宙の内容に関わるかも分かる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年7月27日号掲載