GMOグローバルサイン・ホールディングスは8月26日、文部科学省DX加速化推進事業(DXハイスクール)指定校である静岡県立浜北西高等学校の生徒約40人を対象に、社内見学会とワークショップを開催した。昨年に続き2年連続での開催。 本取り組みはDXハイスクールに採択された高校の生徒に、同社の事業をワークショップ形式で紹介することで、情報通信の分野により興味を持ってもらい次世代のIT人材育成に繋げることを目的としている。
ドローンシミュレータ体験の様子
当日生徒らは、同社のコミュニケーションスペースや会議室、社内ジムを見学し、事業紹介に加え、エンジニアの仕事についても説明を受けた。その後、”すべての空にセキュリティを”をテーマに制作されたVR映像を用いたドローンシュミレーション体験や、契約に関する基礎知識や注意点を模擬体験できる、契約リテラシー学習ゲーム「こどものでんしけいやく β 版」を体験した。
登壇したマーケティング部の坂井伸部⻑は、生徒に対して「フィッシングメールの詐欺などが話題になる中で、インターネットのセキュリティを高めるためにグループ会社全体で業務に取り組んでいる。裏側の業務になるが、普段の生活で気にするきっかけになったら嬉しいです」と述べた。
また、エンジニアの仕事を紹介した企画開発部小林茜氏は、「コードなどを思いついて作成し、すぐに動かせるのが楽しい。また、日々進化しているAIの変化を最前線で感じることができる楽しさがある」とエンジニアのやりがいを説明した。
社内見学会とワークショップを終えた生徒からは、「思い通りにドローンを操縦する難しさを感じながらも、リアルさに驚きつつ体験することができた」「正しいか判断が難しい言葉ほど、難しい漢字や小さい字で記載されており、契約時の学びになった」といった感想が寄せられたという。