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教育旅行・体験学習

教育旅行シンポジウム<日修協>

2015年9月21日
教育旅行特集

学校・現地・業者が一体で新たな学習素材を作って

課題解決学習に生かすには

教育旅行シンポジウム

8月25日、(公財)日本修学旅行協会(以下、日修協)は「第11回教育旅行シンポジウム」を開催。「課題解決学習に役立つ教育旅行をいかに作り上げ推進するか」をテーマに、子供たちが主体的に学ぶ手法や、互いの在り方について話し合った。

主体性を育む鍵は体験活動の充実

開会に先立ち日修協の辻村哲夫名誉会長は、「わが国の子供たちの課題の一つである主体性をもった子供を育てるためには、体験活動の充実が大きな役割を担い、体験活動といえば教育旅行が中心となるのではないか。その充実に向けて先生たちもだが、受け入れ先の協力・努力も不可欠」と述べた。
シンポジウムのパネリストは、東京都多摩市立東愛宕中学校の千葉正法校長、愛知県江南市立北部中学校の松浦明伸校長、東京都立小石川中等教育学校の中家健主幹教諭、北海道別海町グリーンツーリズムネットワークの押田栄司事務局長、京都府舞鶴引揚記念館の山下美晴館長、宮崎県北きりしま田舎物語推進協議会の冨満哲夫会長。

教育旅行を教育活動のプロセスの一つに

3名の教員からは、それぞれの地域や学校の課題をもとにどのような教育旅行を実施しているのかが紹介された。

小石川中等教育学校の中家氏は、自分で物事を考え発信していく「21世紀型教育」の視点を様々な教育機会で捉えているとする。同校の教育旅行は、3年次のオーストラリア語学研修、5年次のシンガポール修学旅行。オーストラリアでは1家に1人だけというホームステイを実施し、生徒が主体的に活動する場面を作る。「教育旅行は一連の教育活動のプロセスの一つ」と話した。

受け入れ側からは体験、民泊、平和学習の事例が報告された。

今秋の世界記憶遺産登録を目指す舞鶴引揚記念館の山下氏は、戦後、日本で最後まで引揚者を迎え入れてきた舞鶴市としての思いと活動を紹介。「引揚は日本に生きて帰り、命のバトンをつなげてきたという戦後の歴史。鎮魂とは違った切り口の平和学習ができ、子供たちが自ら考えて判断する施設にしていきたい」と述べた。

パネリストらは互いに意見を交わしあい、受け入れ側のコーディネーターの必要性、教員の引き出す力、現地との丁寧な打ち合わせなどの課題があげられた。

東愛宕中の千葉氏は、ユネスコスクールである同校のESDの授業をエージェントが見学した上で、修学旅行のプランニング会議に参加している事例を紹介。「学校、現地、エージェントが一緒になることで今までの学習と次元が変わってくるだろう」と話した。

コーディネーターを務めた日修協の竹内秀一理事長は、生徒が直面する課題、そして受け入れ地域が取り組んでいる地域の課題へ対する取組をプログラム化することも今後必要であるとし、「新しいプログラムを学校と共に作ってほしいし、学校側も自分たちで情報を手に入れてほしい」と締めくくった。

【2015年9月21日号】

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