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コニカミノルタ、学校向けソリューションtomoLinksの「先生×AIアシスト AIダッシュボード」詳細機能を発表 京都市の小中学校で教育データ利活用の取組も

2026年5月17日

コニカミノルタジャパンは、学校教育向けソリューション「tomoLinks」において2026年度中に提供開始を予定している「先生×AIアシスト AIダッシュボード」の詳細機能を発表した。あわせて、京都市の「教育データ利活用に向けた教育ダッシュボードの試行業務」を受託し、市内小中学校において本ダッシュボードの試行が実施されることも発表した。

tomoLinks、生成AIが着目点を提示し教員の行動を支援する「先生×AIアシスト AIダッシュボード」の詳細機能を発表 京都市の小中学校で教育データ利活用の取組も

■生成AIが着目点を提示し教員の行動を支援するAIダッシュボード

「先生×AIアシスト AIダッシュボード」は、教員の業務負担軽減と、教育データを活用した児童生徒一人ひとりへのきめ細かな支援の両立を目指して開発したダッシュボード。学校現場に散在するあらゆる教育データを統合して可視化し、生成AIによる分析を通じて「見るべきポイント」と「取るべき行動」までを提示する。これにより、経験差やデータ分析の知識・スキルの有無にかかわらず、すべての教員が適切な「気づき」を得て、声かけや面談といった「次の行動」につなげやすくすることを支援する。何に注目すべきかを明確に示し、グラフなどの可視化データはあくまで気づきを補完する位置づけとすることで、日常的に数分の確認で無理なく運用できる点が特長となっている。

 

tomoLinks、生成AIが着目点を提示し教員の行動を支援する「先生×AIアシスト AIダッシュボード」の詳細機能を発表 京都市の小中学校で教育データ利活用の取組も

 

■見落としがちな変化や兆候を自動検知し提示する「気づきカード」で、適切な見取りを支援

「気づきカード」は、出欠や学習状況、心の状態など、学校現場に散在するあらゆる教育データを生成AIが統合して分析し、注意が必要な状況を自動で検知して提示する機能。児童生徒の見落としがちな変化や兆候を早期に捉え、「気づき」の根拠やアクションの提案、対応の優先度とともに提示することで、教員が短時間で状況を把握し、迅速な対応につなげることを支援する。

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「tomoLinks」以外のサービスとの連携や、学校や教育委員会ごとの方針・マニュアルに沿ったアクションの提案も可能で、各学校・自治体の実情に合わせた適切な見取りと次の行動を後押しする。

 

■集約データの可視化で、一人ひとりの状況やクラス全体の傾向を正確に把握

散在する教育データを一画面に集約し、グラフや表を用いて分かりやすく表示するデータ可視化機能では、個人の出欠・学習状況や心の状態、端末利用状況などを確認できる「ひとりビュー」と、クラスや学校全体の傾向を把握する「みんなビュー」を備える。

「ひとりビュー」は「気づきカード」と連携しており、注意が必要と提示された児童生徒の詳細をすぐに確認することが可能。あくまで「気づき」の背景理解を支えるものとして、教員は必要な場合のみこれらのデータを確認し、報告資料の作成や面談の準備、保護者への連絡の判断などに活用することができる。

 

■AIチャット機能で状況の深掘りを伴走

AIチャット機能は、画面に表示されている内容について、自然言語で生成AIに質問・相談ができる対話機能です。「気づきカード」「ひとりビュー」「みんなビュー」のいずれの画面からでも利用でき、表示中の画面の情報を生成AIが自動的に把握して回答する。

教員は「この生徒の最近の傾向は?」「クラス全体の特徴を教えて」などと質問するだけで、分析やデータ探索に時間をかけることなく必要な情報を得ることができ、業務負担の軽減と適切な見取りや指導改善に寄与する。

 

■京都市での試行について

京都市では、教育データを活用した学びの質向上や指導改善、校務改善を検討する中で、学校に蓄積する多様なデータを統合して可視化するだけでなく、生成AIを活用した分析と示唆を通じて次の行動につなげられる、教育ダッシュボードの重要性を認識するようになっていた。

同社は、AIや教育データ活用に関する実証を2023年度から継続的に実施しており、これらを通して培った知見を活かして開発した「先生×AIアシスト AIダッシュボード」が評価され、今回の試行が決定した。

試行にあたり、市教育委員会は次のようにコメントしている。

「GIGAスクール構想の進展により学習履歴や出欠情報等、児童生徒の教育データはデジタルとして蓄積されつつある一方で、本市では、各種システムに分散して管理されているため、教職員が日常業務の中で横断的に活用することは容易ではありません。また、データを統合し可視化するだけでは、教員の時間的制約からも、蓄積されたデータを十分に活用することが困難なことが考えられます。こうした状況を踏まえ、本市では、教育データを統合・可視化するとともに、教職員が児童生徒の状況を迅速に把握し、見立てや支援につなげられる「教育ダッシュボード」の試行に取り組みます。

本試行では、生成AIを活用し、教育データに基づいた「気づき」(プッシュ型通知等)を提示することで、教員の専門的な見立てを支える補助として、授業改善や早期支援、校務負担の軽減にどのように寄与し得るかを検証します。あわせて、個人情報の取扱いを含む安全管理措置や、異なる事業者のシステム・ツール間でのデータ連携の在り方を検証するなど、実証を通じて得られる知見を整理してまいります」。

 

tomoLinks

コニカミノルタジャパン株式会社

京都市教育委員会

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