MEMEはこのほど、地域スポーツクラブや文化クラブ向けのキャッシュレス集金サービス「スクペイクラブ」の全国展開を本格的に開始した。
国のガイドラインに基づき部活動の地域展開が進む中、新たに受け皿となる地域クラブにおいては、会費の集金や支払い状況を管理する仕組みづくりが課題となっている。同サービスは、持続可能なクラブ運営を資金管理の面から支援することを目的としている。

「スクペイクラブ」は、集金業務をデジタル化し、関係者の事務負担を軽減するシステム。クラブ運営者は、オンライン上で請求の作成および発行ができ、支払い状況をリアルタイムで把握できる。未納者への自動通知機能も備わっており、これまで手作業で行っていた現金や振込明細の照合業務が省力化される。さらに、参加記録の管理や保護者へのお知らせ配信機能も有している。
一方の保護者は、スマートフォンから請求内容の確認と決済を行うことができる。現金を子供に直接持たせる必要がなくなるため、紛失や盗難のリスクを抑えられる。また、過去の支払履歴や支払い明細、子供の活動記録などもスマートフォン上で確認可能である。
同社はこれまで、学校向け集金システム「スクペイ」を全国約800の学校や施設に提供し、教員の集金・支払い業務における負担軽減に寄与してきた。「スクペイ」には、保護者が登録した銀行口座から即時に引き落としができる特許取得済みの決済技術が用いられている。
この教育現場で培った仕組みとノウハウを展開した「スクペイクラブ」は、すでに神戸市が進める地域クラブ活動「KOBE◆KATSU(コベカツ)」(約1000クラブが登録)の集金機能として採用されている。同社はこうした事例をモデルケースとし、特定の地域に限らず、全国の自治体やスポーツ団体、文化芸術団体へ同サービスの提供を進めていく方針である。