日本スポーツ振興センターの災害共済給付の支給データによると、学校における熱中症事故の数は小中高の合計で2023年度は3240件、2024年度は2960件となっており、子供たちを熱中症のリスクから守るために適切な熱中症対策が求められる。
文部科学省では「学校事故対応に関する指針」などに基づいて各地から報告のあった事故事例について整理・分析を行い、全国の学校で生かせるように努めている。
また、熱中症事故を防止するための対策を呼びかける通知を全国の教育委員会等に発出。熱中症事故を防止するための環境整備については空調設備を適切に活用し、普通教室・特別教室・体育館など場所により空調の整備状況に差がある場合には、活動する場所の空調設備の有無に合わせて活動内容を設定するよう求めている。

前面吸気構造で背面・側面を壁にピッタリ設置できる
学校の熱中症対策として体育館・格技場等の広い空間での使用に適した大型循環送風機(ビックファンシリーズ)を展開するナカトミから、今年新たにキャビネット構造で安全性が高い「キャビネットファン」(CABF-550Z)が発売された。
ファンの羽根が露出しないため安全性が万全なことに加え、前面吸気構造なので背面の壁に隙間なく設置できるため様々な学習活動の場面にあっても支障ない。吸気面にはフィルターを内蔵し、ホコリ等空気中の浮遊物をキャッチし清浄な風を送り出す。オートスイング機能を搭載し、左右約50度の範囲で自動的に首を振り、上下の向きは手動で変えられる。


風量調節は季節や使用する場面によって選べる強・中・弱の3段切り替えが可能。羽根径55㌢から送り出される大風量で強運転なら湿気や結露対策として室内の空気を動かしたり、静寂を求める場面では弱運転に設定するなど柔軟に使用できる。風の到達距離は最大15㍍~16㍍(60㌹)。
本体は高さ180㌢、自重約80㌔という存在感ながら、床にキズやゴム跡がつきにくく静かで耐久性を重視したエラストマー製キャスター付きで移動が容易。5㍍電源コード付き。電源は単相100㌾なので家庭用コンセントがある場所なら取付け工事が不要。使用したい場所にどこにでも設置して活用できる。
同社は昨年3月、北海道の需要拡大に対応するための物流倉庫を小樽市に開設した。
▶問合せ=026・245・3105
▼ナカトミ(キャビネットファン)
https://www.nakatomi-sangyo.com/largeblower/CABF-550Z.html
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年6月22日号掲載