鳥取県教育委員会は、文部科学省2024年度「小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業)」において、「AI英語モデル校事業」および「AI英語活用リーダー事業」に採択されたことを受け、教育特化型生成AI「スクールAI」(提供元:みんがく)を導入した。県内のモデル校等において、生徒365人に「スクールAI」のアカウントを提供。英語技能「話す」「書く」両面の指導の高度化を目指し、生成AIを活用した学びの実践を進める。
今回の導入では、鳥取県教育委員会が指定する中学校において、英語の「話す」「書く」両技能に焦点を当てた実証授業および教員研修を実施する。実証の対象校は智頭町立智頭中学校、米子市立尚徳中学校の2校。導入にあたっては、みんがくが技術サポートから研修コンテンツの提供、運用支援までを一環して担当し、学校現場への円滑な定着を支援する。
文部科学省が推進する本事業は、「AIを活用した英語教育の実践・普及モデルの構築」を目的とし、教育現場における英語力向上と教員の指導力強化を図るもの。英語学習において、スクールAIの以下の機能を活用し、効果的な個別最適化学習を支援する。