生成AI学習コミュニティを運営するSHIFT AIは8月17日、子供が安全かつ主体的にAIと付き合うための指南書「家庭のAIルール10か条」を公開した。AIを一律に禁止したり丸投げしたりするのではなく、家庭内で活用の基準を話し合うきっかけを提供する。

背景には、急速なAI普及に伴う保護者の戸惑いがある。同社が7月に実施した全国の小学1〜6年生の保護者722人を対象とする調査では、子供のAI利用について家庭で話題にしたことがない割合が41.1%に上った。さらに、明確な家庭ルールを共有している家庭は10.1%にとどまり、「宿題に使わせてよいか」「どこまで任せるべきか」など具体的な判断に迷う実態が浮き彫りとなった。
公開された「10か条」は、AIを「使わせるか禁止するか」の二分論ではなく、子供の思考力を育む「学びの伴走者」と捉え直す内容だ。「宿題での利用範囲」や「個人情報の保護」といった家庭で迷いやすい場面を取り上げ、親子で対話しつつ各家庭に応じたルールを作成できるよう設計されている。詳細な解説を掲載した完全版PDFは専用フォームにて無料で入手可能だ。
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