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感染症、今後も備えを~順天堂大教授・堀賢氏がNEE講演

2022年6月20日
NEEで講演する堀氏

NEEで講演する堀氏

3年目となるコロナ禍だが、その対策で「マスク生活」や「三密回避」などが定着した一方、対策の「やめ時が難しい」と順天堂大学大学院感染制御科学教授・堀賢氏が63日、第27NewEducationExpo2022のセミナーで語った。今後は感染症を当たり前の自然災害の一つとして備え、学校などは建築・設備・運用面から対応の切り替えが重要だとした。

新型コロナウイルス感染症は2020年にWHOが感染症のパンデミックと認定。100年前「スペイン風邪」の経験がある。新型コロナウイルス感染症も100年に一度のパンデミックと思われているが、感染症拡大のスパンは2000年代以降、02SARS12MERなど10年周期に縮まっていることから、「今後は当たり前の自然災害として、対策に折り込んでおかなければならない」と警告した。

対策にPandemicReady(=PR、パンデミックへの備え)認証を日本発の新世界標準として提案。感染症対策を組み込んだ建築物を認証施設とし、実際の運用(職員研修、実践記録)を加味した総合評価による認証制度とした。

運用面で「感染リスクアセスメント」の導入を提案。感染症対策について具体的な基準を設け「対策をしていない」(1)から「対策を追加しているが基準には足りない」(2)、「理論的・物理的に伝播する可能性がない」(5)まで5段階で評価。基準をクリアしたら認証バッヂを交付すると説明した。

教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年6月20日号掲載

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