「学びの多様化学校」は2026年4月現在で全国に84校となった(内訳は小学校17校、中学校62校、高等学校14校で、小中一貫校は校種ごとにカウントしたため全校数は一致しない)。設置者別では公立59校(都道府県立4校、市区町村立55校)、私立25校だった。
設置形態別では、学校設備をそのまま活用する「本校型」が32校、本校と分離して設置される「分校型」が11校、一部の学級のみを学びの多様化校として指定する「分教室型」が30校、高等学校などで一部のコースを指定する「コース指定型」が11校だった。
増加する不登校児童生徒への対策として文部科学省が2005年から始めた、特別の教育課程の編成を認める「不登校特例校」は、2023年3月同省がまとめた「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLOプラン)を経て同年8月から「学びの多様化学校」の名称に変更。
各都道府県・政令指定都市で1校以上の設置を目標として、将来的には通学を希望するすべての児童生徒が、居住地によらずアクセスできるよう、全国で300校の設置を目指すという。
そのため同省は、教育委員会等からの依頼をうけ学びの多様化学校の設置・運営等を助言したり教委の担当者や教職員、地域の関係者を対象に講演を行うなどの役割を担う「学びの多様化学校マイスター」派遣事業(文科省が費用負担)をスタートし、今年度の申込み期間は4月、8月、12月の3回に分けて募集する。

教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年5月25日号掲載