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教育ICT

1人1台端末活用で対話的な学びを促進<田川市立小中一貫校 猪位金学園 教諭・市川正剛氏>

2019年3月4日
第55回教育委員会対象セミナー・福岡

第55回教育委員会対象セミナー福岡を2月8日、第56回同セミナー名古屋を2月15日に開催。教育委員会や教職員などが参集し、熱心に聴講した。

電子黒板、実物投影機を全学級に常設

田川市立小中一貫校 猪位金学園教諭・市川正剛氏

田川市立小中一貫校 猪位金学園教諭・市川正剛氏

田川市立小中一貫校猪位金学園は1年生から中学3年生まで施設一体型の田川市唯一の小中一貫校だ。全校児童生徒247名、全15学級で電子黒板、実物投影機は全学級に常設。全教員がICTを活用している。同校の市川教諭はICT環境整備の効果や活用について報告した。

タブレット端末(iPad)は40台整備し、1クラスで1人1台使える環境にある。

■97%の児童生徒が「分かりやすい」と回答

児童生徒に3学期に調査を行ったところ、ICTを使った授業が分かりやすいと捉えている児童生徒は97%。ICTを使った授業を楽しいと感じている生徒は95%に達していた。ICTが授業の分かりやすさや学習意欲に結びついていることが分かった。主体的な学びや対話的な学びにも学習ツールとして大きく貢献している。

■一斉授業に効果

電子黒板の利点は大きく投影でき、見やすいことだ。国語、算数・数学、理科、外国語でデジタル教科書を投影しながら、授業を進めている。

教員の作成資料や挿絵を大きく映し、子供たちの視線を上げ、教員は子供たちの目を見て授業を進めることができる。また、画面に図を書き込んだり、投影した文章の横に線を引いたり、言葉を書き込むこともできる。

実物投影機の利点は、手元を映せること。

漢字の学習で子供たちと一緒にプリントに答えを書き込んで、注目してほしいところにマル印や注釈を書き加えたりして、実物投影機を通じて電子黒板に投影できる。授業のポイントとなるワークシートを電子黒板で大きく見せ、児童生徒に説明させながら、対話的活動をより分かりやすく行うことができる。

板書をカメラで撮影し、電子黒板に繰り返し投影することもできる。音楽の音階や図工の版画などを撮影しておき、週をまたぐ活動に有効に活用している。

■対話的・主体的な学びを促す効果を実感

タブレット端末は40台あることから、1人1台やグループに1台など様々な学習形態を選択して学習できる。

児童生徒の学習ツールとして、インターネットに接続した端末で調べる、写真や動画を見る・撮影する、電子黒板と連携し対話の補助として活用する等々。タブレットを活用すると視覚的に情報を共有できるので、対話を促進しやすい。

全校児童生徒を対象にした調査で「ICTがあると自分から進んで学習に取組んだり、最後まで粘り強く学習を続けたりすることができるか」という質問には84%の子供たちが肯定的に捉え、「ICTがあると、学級の仲間の話が分かりやすかったり、話し合いから自分の考えが広がるか」との質問には86%の子供たちが「とても思う」「思う」と回答しており、成果を感じているところだ。今後もICT機器を活用した授業改善に努めていきたい。【講師】田川市立小中一貫校 猪位金学園教諭・市川正剛氏

【第55回教育委員会対象セミナー・福岡:2019年2月8日

教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年3月4日号掲載

 

  1. 九州大学基幹教育院・山田政寛准教授
  2. 武雄市立武内小学校校長・末次貴浩氏
  3. 鹿児島県総合教育センター 情報教育研修課・木田博氏
  4. 熊本市教育委員会 教育センター指導主事・山本英史氏
  5. 田川市立小中一貫校 猪位金学園 教諭・市川正剛氏
  6. 長崎南山中学校・高等学校企画構想部主任・中島寛氏

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最新号見本2019年07月08日更新
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