「さくら連絡網」(マンタ)は、全国2300校以上に導入され、約110万人が利用している教育機関に特化した連絡網サービスだ。
この6月、保護者用ページを全面リニューアル。アンケートや現場の声を反映して「迷わない・探しやすい・使いやすい」を意識したデザインとし、欠席・遅刻連絡やアンケート回答を保護者が直感的に行えるようにした。これにより学校への問合せや二度手間の減少につながることが期待できる。
さくら連絡網には、日常的に発生する業務を効率化する機能をそろえている。
欠席・遅刻・早退の連絡は保護者がスマートフォンから入力。その状況を学校は一覧で確認できるため、朝の電話対応が激減して授業準備にゆとりが生まれる。
配布資料はデジタル化されるため、印刷・仕分け・配布忘れのリスクを防ぐことができる。アンケートは自動で集計され、未回答者には自動再送されるため、催促は不要だ。
これらの「毎日必ず発生する」「現場の教員が負担を感じている業務」をシステムに任せることで、働き方改革に直結。導入直後から効果を実感しやすい。
さらに、保護者対応をメーカーサポートが担う点も学校現場に評価されている。
同社では学校と保護者、子供をつなぐ日常の連絡をスムーズにし、「『伝わらない』をなくす」ことこそが、教員の働き方改革を支える基盤と考えている。
「教員の声から育った、本当に使える連絡ツール」というコンセプトのもと、今後も現場のニーズを反映し進化を続ける考えだ。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年9月15日号