
平井吾門/編著
石川創、伊藤博美、川瀬卓、
柳原恵津子/著
朝倉書店
A5判 128頁
2530円
会話や文章は、語彙が豊かであればあるほど、表現し理解する世界も豊かになっていく。難しい語句を使えば良い訳でもなく、ふさわしい語句を適切に選びだして使うのが重要だ。
豊かな語彙を身につけるには日頃の読書や学習が大切だが、文章に沿った理解や断片的な単語習得は非効率とも言える。そこで本書は語彙が体系をなしていることに着目し、語彙増進を図ることを目指した。
例えば「水、紅茶、ジュース」は「飲物」という言葉にまとめられる。このとき「飲物」は「水」などの上位語にあたる。上位語と下位語はいくつもの階層をつくり、整然とした体系にまとめられる。
第1章では、日本語の語種(和語、漢語、外来語、混種語)や四字熟語、慣用句などについて概説。2章以降、語彙の体系、意味の再確認、感覚・感情、人の振る舞い、思考・理解、自然、副詞などで整理して解説する。
シリーズ既刊はほかに『きちんとことばを伝えるための10章』『敬語を上手に使いこなすための10章』『きれいな字が書けるための10章』。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年5月25日号掲載