発泡スチロール協会(JEPSA)は7月16日に記者発表会を開催。2025年(暦年)の使用済み発泡スチロール(EPS)の有効利用率は92.1%と発表した。
内訳は、プラスチック製品として再生する「マテリアル・リサイクル」率が49.2%(ケミカル・リサイクル率0.7%を含む)、発電付焼却などの「エネルギー・リカバリー」率が42.9%となっており、未利用の単純焼却や埋め立て等は7.9%だった。プラスチックの中では、ペットボトルに次いで高い有効利用率およびマテリアル・リサイクル率となっている。
EPSは、断熱性・緩衝性・リサイクル性などに優れ、水産分野(魚箱など)、農業分野、弱電分野、建材・土木分野などに広く使われている。リサイクル率向上に向けて、減容器(使用済みEPSを圧縮して小さくする機械)の導入に際して、同協会で助成を行っている。近年ではスーパーや家電量販店での導入が進み、自社リサイクルが増加しつつあるという。
また消費者向けの発信の取組も継続する。教育現場に向けては、中学生を中心に「環境学習講座」を実施するほか、8月には「環境広場さっぽろ」、12月には環境の総合展示会「エコプロ」への出展を今年度も予定している。今年6月には、初めて小学校への新規教材の提供を行った。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年7月27日号掲載