完全オンラインで卒業できる東京通信大学は、次世代大規模言語モデル(LLM)である「tsuzumi2」の導入を決定した。

tsuzumi2はNTTが開発した日本語処理性能に優れた純国産AIモデル。低コスト・高セキュアで学生や教員のデータを学内に留めながら、クラウド依存のない国産LLMを基に学内LLM基盤を整備。複雑な文脈理解や長文ドキュメント処理が行える。
学生からの質問に対し、即座に答えを提示するのではなく、対話を重ねながら最適な答えを導き出すコミュニケーションが可能。今後は授業Q&Aの高度化、教材・試験作成支援、履修・進路相談のパーソナライズなど教育と運営の両輪でAIの活用を加速する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年11月17日号掲載