「自分たちも食べたい郷土料理を現代風にアレンジ」をテーマに高校生が主食、主菜、副菜を基本として考えたオリジナルメニューを競う「第8回ご当地タニタごはんコンテスト-ヘルシー郷土料理で健康まちおこし-」の全国大会が東京・服部栄養専門学校で11月15日開催され、高校生部門、一般部門それぞれのグランプリ(1点)、準グランプリ(2点)が決定した。

決勝大会参加者が一堂に
高校生部門はSNSによる一般投票。グランプリは岐阜県・岐阜農林高等学校の「チームパルテ」、アレンジ料理名は「彩り飛騨野菜と豆腐の減塩朴葉味噌焼き」。幼馴染2人組で、「塩分が多い朴葉味噌の量を減らしてトマトピューレを加え自然な酸味と深みを出し、満足感と減塩を両立させた」とコメント。
準グランプリは香川・高松南高等学校の「ユナリサ」<料理名=「野菜たっぷり!さわさわカレーうどん」「さっぱりレモンとレタスのちしゃもみサラダ」>、新潟・長岡農業高等学校「おこわ」<料理名=「醤油おこわのロール寿司」「鮭と彩り野菜のホイル焼き~味噌ヨーグルトソース」「枝豆とひじきの信田煮」>
一般部門には書類審査を通過し優秀賞を獲得した10チームが、アレンジした郷土料理を会場でプレゼン。その後プロの料理人が作った応募作品の献立を4人の審査員が実食し、味や完成度に加えて表現力や郷土料理への理解等を加味して厳正な審査が行われた。グランプリは富山県富山市の「富富富の2人」、準グランプリは滋賀県米原市の「杉江治子さんチーム」、香川県高松市の「らく楽国分寺labo」に決定した。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年12月8日号掲載