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『グレイッシュ』大島恵真/作 nakaban/絵

2022年6月24日
BOOK REVIEW

大島恵真・作、nakaban・絵
発行:文研出版
定価:1,650円
四六判・200ページ
ISBN:978-4-580-82523-9

新興出版社啓林館は児童書の文研出版ブランドから、中学生が家庭の問題に直面し、そこから希望を見つけるまでの軌跡を描いた『グレイッシュ』(文研じゅべにーるYAシリーズ)を6月22日(水)から全国の書店で発売開始した。

■あらすじ

中学2年のみゆるは、家族3人庭ですごすのがなにより幸せだった。
でも、とうさんの仕事がなくなってから、家族はだんだんおかしくなっていく。
とうさんはかあさんにあたるし、かあさんはみゆるに無関心になった。
家族を元通りにしたいという願いをもって、みゆるはおばあちゃんの家に向かう…
幼虫からさなぎ、そしてチョウへ。ヤマトシジミの成長になぞらえて、少女が希望を見つけだすまでの軌跡を描いた感動の物語。

■編集者より

「『グレイッシュ』は断片の集まった抽象的な本にしたい」「実際に起きたことの断片がいとおしい」という作者の想いに、画家が物語を繰り返し読み、抽象度の高い挿画で応えた透明で浮遊感のあるコラボレーションが実現しました。家族と思春期の子どもの課題、家族の課題を抱える子どもの想い。それらを幼虫からさなぎ、そしてチョウへ。ヤマトシジミの成長になぞらえて、少女が希望を見つけだすまでの軌跡を描いた感動の物語です。


【著作者紹介】

大島恵真(作)

作家。静岡県生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。日本児童文学者協会会員。ライター、イラストレーター、ブックデザイナーとして活動のかたわら、『あみものやさんピーヨのプレゼント』(おおしまりえ・岩崎書店)で絵本デビュー。その後、初の児童文学『つばさ』(大島理惠・文研出版)を刊行、執筆活動に入る。第58回講談社児童文学新人賞佳作受賞、『107小節目から』(大島恵真・講談社)を刊行。YAアンソロジー『わたしを決めつけないで』(講談社)に「空、雲、シュークリーム、おれ」が掲載


nakaban(絵)

画家。1974年広島県生まれ。広島県在住。旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、印刷物の挿絵、絵本、映像作品を発表する傍ら、音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、音楽と幻燈で全国を旅する。2013年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。主な作品に絵本『よるのむこう』(白泉社)、『みずいろのぞう』(ほるぷ出版)、『ないた赤おに』(浜田廣介作/集英社)、『フランドン農学校の豚』(宮沢賢治作/ミキハウス) など。最新作は絵本『ダーラナのひ』(偕成社)。

 

「グレイッシュ」

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