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『地球の未来を考える ごみ 世界で一番やっかいなもの リサイクルから環境問題まで』ゲルダ・レイド/文・絵 那須田淳/訳 竹内薫/監修

2022年10月28日
BOOK REVIEW

多角的な視点で捉えて解説

ゲルダ・レイド/文・絵
那須田淳/訳 竹内薫/監修
西村書店
A5変型判 93頁
2090円

「人間のくらしにごみはつきもの」。冒頭、当たり前の事実で始まる。生ごみ、紙くず、ペットボトル、空きびん、不要になった衣類、粗大ごみに電化製品、有害廃棄物…。私たちが毎日大量に出しているごみは、回収された後、どうなっていくのだろうか。

埋め立てや焼却処分などの処理方法をはじめ、汚れた水は下水処理場で浄化され、生ごみは堆肥化、金属やガラスや紙などはリサイクル。プラスチックは再生利用されても1度だけ。原子力発電所から出る核のごみについては、未来の人類にきちんとその危険性を伝えるべきではないか。そして、海や宇宙にまでごみがある理由とは何か。

ごみについて、世界で起きている問題や環境への影響を、豊富なイラストで分かりやすく解説。昔の暮らしと今の暮らしを比較するなど、多角的な視点で捉え、ごみを減らすためのアイデアについても考える。

原著は環境先進国であるドイツで出版された。日本と異なる部分には適宜説明や注をつけ、日本の読者にも読みやすくした。

教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号  2022年10月17日号掲載

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