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教育旅行・体験学習

地域の学びにつなげる<日本修学旅行協会>

2018年9月17日
特集:知・徳・体を育む体験活動

課題を発見する力を育む

パネルディスカッションで活発に意見交換された

パネルディスカッションで活発に意見交換された

(公財)日本修学旅行協会は、8月24日、都内で「第14回教育旅行シンポジウム 『深い学び』につながる教育旅行での体験プログラムとは~新学習指導要領の方向性を踏まえて~」を開催。基調講演やパネルディスカッションが行われ、今後の教育旅行の在り方が協議された。

学校のニーズに合ったプログラムの提供を

パネルディスカッションでは、学校のニーズと受け入れ地の取組を踏まえ、今後の教育旅行の在り方について協議された。登壇者は仙田直人氏(品川女子学院校長)、稲垣良治氏(愛知県西尾市立東部中学校校長)、河原和夫氏(阿納体験民宿組合代表)、国仲瞬氏((株)がちゆん代表取締役社長)、牧野雄一郎氏((株)JTB企画開発プロデュースセンター)。同協会理事長の竹内秀一氏がコーディネーターを務めた。

■学校として新学習指導要領のねらいをどのように受けとめているか

稲垣 「修学旅行も授業の一環として考えている。普段から生徒が問題意識を持って探求的に学習を進めており、自ら学習課題をつかむことに主眼を置いている。将来的には教師の課題作りのノウハウを生徒と共有し、生徒自身が的確な課題を作る力を育てたい。どの教科でも課題意識をどれだけ持たせるかが鍵。そのため普段の授業での体験も重視している」

仙田 「ペーパーテストでは計れない非認知的な能力を体験活動で伸ばすことが大切。SGHである本校では中等部で「デザイン思考」を活用し、自国について学び(インプット)、高等部では台湾との交流や留学生の観光地案内を英語で行う(アウトプット)。これらの体験を通じて非認知能力を伸ばし、『主体的・対話的で深い学び』の実践に結びつけている」

■受け入れ側としてどのようなプログラムが考えられるか

河原 「阿納はリアス式海岸を利用した養殖がさかんな地域。漁業と民宿業を兼ねた旅館民宿が多い。本組合で釣り堀、魚さばき施設などを整備し、子供に自分で鯛を釣って調理する体験を提供している。釣りから食事まで同時に150人が体験可能。釣り以外にも地域ならではの文化体験も提供しており、地域関係者が一体となって体験メニューを開発している」

国仲 「沖縄で地元の大学生との対話型の修学旅行を提供している。一方的になりがちだった平和学習プログラムを一新し、アウトプット要素を取り入れた。現地での見学内容を宿泊先で大学生と振り返りディスカッションする、という内容が一番多く行われている。

ディスカッションの誘発をねらって、平和の礎で生徒がガイドを実践するプログラムも開発した。戦没者の中から一名の名前を取りあげ、併設された資料館で情報を収集後、その人物について生徒にガイドしてもらう。ガイドの仕方や事前学習の内容を踏まえて、大学生と深い議論を重ねる」
牧野 「学校が受け入れ地に求める内容に変化が起きている。単なる旅のプロでなく、学びの価値提供が必要と感じた。修学旅行単体でなく、入学から卒業までの教育旅行や他の行事と合わせてストーリーを作って提案している。受け入れ地ならではのテーマを生かし、未来志向で地域の課題を解決できる仕組みを重視している」

教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2018年9月17日号掲載

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