今年の夏(6~8月)は記録的な高温となり、昨年や一昨年の記録を大幅に上回り、3年連続で最高記録を更新。猛暑日や40℃以上の延べ地点数の記録も更新した。気象庁は異常気象分析検討会を設置、先ごろ分析結果と所見を発表した。

DCS-600C
それによると北・東・西日本では6月と7月、および夏として歴代1位の高温となり、日本の夏の平均気温偏差は+2.36℃、昨年、一昨年の記録である+1.76℃を大幅に上回り、3年連続で最も高い値を記録。また群馬県伊勢崎で国内の歴代最高気温となる41.8℃を観測したほか、夏の猛暑日や最高気温40℃以上の延べ地点数の記録も更新した。
同所見は「今年夏ほどの記録的な日本域の高温は、地球温暖化がなかったと仮定すると、ほぼ発生し得ない」と述べ、地球温暖化の影響は今後も避けられそうもない。2026年も暑い夏が予想され、引き続き教育現場の備えが求められる。
4種類の羽根径サイズが揃い、予算や用途に応じて選択できる大型循環送風機「ビッグファンシリーズ」(㈱ナカトミ)は、広い空間の隅々まで送風でき、換気や空気循環に強みを発揮する。同シリーズに首振り機能を備えた2機種が登場。

DCS-600Cの風の到達範囲

トルネード構造で風が20㍍先まで直進
中でも羽根径60㌢という省スペースサイズにもかかわらず、20㍍先まで風が届く大型サーキュレーター「DCS-600C」は体育館等に最適。吹き出し口のトルネード構造によって風が直進性を持ち、左右約90度の自動首振り機能が供えられている。また上下角では上90度、下50度まで角度調整ができる。
DCモーターを採用しているので、微風から強風までを無段階で風量調整が可能。オプションで運転時の異物挿入や指挟み事故を防ぐ「安全ネット」(前後各1枚セット)も用意されている。

トルネード構造の吹き出し口

風量調節が無段階のDCモーター
同社は今年3月、北海道の需要拡大に対応するための物流倉庫を、小樽に開設した。
▼詳細=https://www.nakatomi-sangyo.com
▼問合せ=026・245・3105
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年11月17日号掲載