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教育ICT

令和2年度補正予算GIGAスクール関連まとめ<0601追記>

2020年4月10日

2020年2次補正で3密対策が必要な地区の教材費等を支援 1校あたり上限300万

文部科学省は2020年度2次補正で3密対策が必要な地区の教材費等を支援する。

臨時休業に伴う児童生徒等の学びの保障774億円のうち、「学校教育活動再開支援経費」に405億円。補助率は公立・私立1/2 、国立10/10と大型だ。

特に感染症の拡大を警戒する必要がある地域において、家庭における学習のために用いる教材の購入等、児童生徒の学びの確実な定着を図るために必要な経費 ・学校電話機の臨時増設等、家庭との連絡体制強化に必要な経費 ・教室における3密対策として空き教室を活用した授業の実施に必要な備品購入費を想定。

交付額は地域の感染状況、学校規模等に応じ1校当たりの上限額100万~300万円程度の範囲で、学校等の必要に応じて支援メニューから自由に選択できる。本予算を活用して分散登校等に対応した教材整備やオンライン・オフラインの学びの環境を支援することができる。

【支援メニュー】

〇特に感染症の拡大を警戒する必要がある地域において、家庭における 効果的な学習のために用いる教材の購入等、児童生徒の学びのために 必要な経費

〇家庭等との連絡や、保護者等からの問い合わせ対応のため、臨時的 な学校電話機の増設等、学校における連絡体制の強化に必要な経費

〇☞ 教室における3密対策として、空き教室等を活用して授業を実施する 場合に必要となる備品等の購入経費

〇消毒液や非接触型体温計等の保健衛生用品の追加的な購入経費

〇特に感染症の拡大を警戒する必要がある地域において、 集団で検温を実施する場合に必要なサーモグラフィー等の 購入経費

〇教室における3密対策として、換気を徹底するためのサーキュレーター 等の購入経費

〇夏季における学校給食実施に必要な経費

〇従来の夏季休業期間に学校給食を実施する場合に必要となる調理員の熱中症対策に必要な経費

日本人学校教育環境整備事業(5億円)では、児童生徒の学 びの保障を図り、非常時でも途切れない教育体制を確立するために、公益財団法人海外子女教育振興財団が 行うPC端末の整備、ICT支援員の配置及びPC端末を活用したコロナ禍における教育体制構築に関する実証 事業の費用を補助

① 児童生徒及び教師用のPC端末整備(1/2補助)

■ 感染症の影響により家庭でのオンライン授業等ICTを活用した教育が必須となり、その環境整備が急務 となっていることから、児童生徒及び教師に1人に1台のPC環境を実現。 ・児童生徒用PC 約11,000台 教師用PC 約 1,000台

② ICT支援員の配置(1/2補助)

■ 新規導入PC台数が50台以上の学校に対し、ICT支援員を配置。

③ コロナ禍におけるICTを活用した教育体制構築に関する実証事業(定額補助) ■ コロナ禍における児童生徒の学習機会に与える影響の軽減を図るため、ICTを活用した教育体制の構築 を目的とし、在外教育施設特有の課題抽出、効果検証を行うための実証事業を30校程度を対象に実施。

大学等における遠隔授業の環境構築の加速による学修機会の確保(73億円)では、遠隔授業(遠隔の双方向授業・オンデマンド授 業)が可能となる設備及び体制の整備により、デジタル技術を活用した高度な教育が提供できる環境整備を支援。次の支援を想定している。

①遠隔授業実施に係るシステム・サーバ整備

②遠隔授業を行うための機材整備 大学等側 :カメラ・音声機器等 学生側 :モバイル通信装置

③遠隔授業を行うための技術面・教育面の支援体制整備 (機器・ソフトウェアのトラブル対応等のための専門的人材(TA等)の配置など)

私立高等学校等への学校再開等支援(8億円)では、私立の小学校、中学校、義務教育学校、 高等学校、中等教育学校、特別支援学校を対象に、る臨時休校等に伴う未指導分の補習等を実施 するため、私立高等学校等が行う学習指導員等の追加的人材の配置にかかる経費に 対し、都道府県が助成を行う場合、国が都道府県に対してその助成額の一部を補助する。

補助率は都道府県補助額の1/2以内 (ただし、1校あたり50万円が補助上限額)

詳細

補助額成立後のGIGAスクール整備も補助対象に 文科省が通知(0521)

5/11GIGAスクール構想と令和2年度補正予算の説明会を実施 文科省(0511)

家庭用WiFiルーター補助 LTE端末SIM分も対象に(0511)

総務省補正予算~在宅学習等促進で情報通信ネットワーク整備に30億円(0408)

 

<追記ここまで>

令和2年度補正予算2292億円では「1人1台端末」の早期実現と家庭でもつながる通信環境の整備など「GIGAスクール構想」の整備を加速することで、学校の臨時休業等緊急時にも学びを保障できる環境の実現が盛り込まれている。

●1人1台端末の早期実現~1951億円

令和5年度に達成予定であった1人1台の端末整備「GIGAスクール構想」の前倒しを支援する。

●障害のある児童生徒のための入出力支援装置の整備~11億円

視覚や聴覚、身体等に障害のある児童生徒が端末を円滑に使用できるための入出力整備を支援する。国立・効率とも補助額2分の1。

●学校ネットワーク環境の全校整備~71億円

WiFi整備等令和元年度補正に計上していなかった学校ネットワーク環境の整備を支援。補助額2分の1(公立小中学校特別支援学校高等学校)

●GIGAスクールサポーターを配置~105億円

●緊急時における家庭でのオンライン学習環境の整備~147億円

家庭学習のための通信機器として、WiFiが整備されていない家庭に貸与するためのモバイルルーターの整備を支援。年収400万未満対象。国公立上限1万円・私立2分の1補助(上限1万円)

●学校からの遠隔学習機能の強化~6億円

学校と児童生徒が緊急時や臨時休業時にも円滑にやりとりするためのカメラやマイク等数審装置等の整備を支援。公立私立2分の1補助・上限3.5万円、国立3.5万円

●オンライン学習システムの導入~1億円

家庭でのオンライン学習・アセスメントが可能なプラットフォーム構築に向けた調査研究
 

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