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教育ICT

GIGA端末を活かすデジタル環境を構築する

2022年10月5日

「GIGA端末を活かす」とは児童生徒主体の活動を促すデジタル環境である。汎用クラウドツール、シングルサインオン環境、デジタル教材と円滑に動くネットワーク環境が求められる。各企業でも工夫とアイデアをもってGIGA端末を活かす教材を提供・提案している。いくつかを紹介する。

教育クラウドサービス「edu-Cube」複数ツール・教材を一体的に提供

スズキ教育ソフトの教育クラウドサービス「edu-Cube(エデュキューブ)」は1人1台端末活用を活かす様々なツール・教材を一体的に提供。一部を紹介する。
【気分/体温】

児童生徒のその日の気分と体温を入力でき、教員は個人別に一定期間の変化を確認できる。「気分」は選択式ではなくグラフ式で子供の気持ちの微妙な変化をキャッチしやすい。

←●を動かして「気分」を選択するので微妙な感情を表現しやすい

【あんしん・あんぜん情報モラル】

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文部科学省「情報モラルモデルカリキュラム表レベル1~4(小学校~中学校)」に対応する全49種のコンテンツを提供。授業ガイド、ワークシート、家庭向けプリントも用意。
【トラビ】

児童生徒の授業の振り返りや生活アンケートの結果を蓄積・集計。変容を可視化する。

 

 

【教科deプログラミング】

小学校では教科学習の中でプログラミング的思考を身に付けることが求められている。本教材は佐藤和紀准教授(信州大学)監修により、教科・学年別にプログラミング教材を提供(表参照)。ストーリーを通してプログラミングを身近に感じることができる。

【トリエル】

トリエルは試行錯誤(trial and error)の意。クラスや委員会、学習テーマごとにグループを作成し、テキストや画像、スタンプ等でSNSのようにコミュニケーション。試行錯誤しながらプロジェクト進行等をオンラインで行うことができる。
【キュベル】

保護者のスマートフォンから欠席・遅刻・早退・連続欠席・連絡取り消しができ、教員からは一斉に保護者に連絡できる。プッシュ通知により保護者は学校連絡を見落としにくく、かつ教員は保護者が確認したかどうかを一覧で把握できる。

<<お詫びと訂正>>教育家庭新聞教育マルチメディア号10月3日号で「キュベルは単体でも提供」と記載致しましたが、単体では提供しておりません。お詫びして訂正いたします
【ダッシュボード】

今後、edu-Cubeとスズキ校務シリーズとの連携により校務系・学習系データ、出欠席情報などを一元的に利活用できるようにする予定。

 

クラウド時代の‘情報モラル’‘セキュリティ感覚’を身に付ける

オンラインコミュニケーションや誹謗中傷、協働学習、著作権問題、情報端末の持ち帰り--情報モラルで求められる内容は子供の環境に合わせて日々変化していく。それらに対応するため、情報モラル教材を提供している広島教科書販売は毎年度事例を追加し、バージョンアップしている。今年度のバージョンアップ内容を中心に紹介する。

シングルサインオンとクラス作成機能を用意 事例で学ぶNetモラル

情報モラル教育教材「事例で学ぶNetモラル」がGoogle Classroomでシングルサインオンができるようになった。クラスも作成できる。なお既に本教材導入済の場合は、手続きが必要。通常機能においても学校管理者IDにより「複数クラス一括作成」「一括登録」が可能になった。
小学校版64事例、中学校版51事例、高等学校版44事例を掲載。2022年度版バージョンアップでは、GIGAスクール構想を意識した「持ち帰り学習」や「協働学習」など5事例を追加。アニメーションで事例を視聴して各自で考え、意見交流ができる。児童生徒のほか保護者会やPTA研修会でも活用でき、保護者向け資料も充実している。

情報端末の持ち帰り学習で活用 事例で学ぶNetモラルeラーニング

オンラインで個別学習することができる「事例で学ぶNetモラルeラーニング」は今年度、11事例を追加。小学校版26事例、中学校版11事例、高等学校版7事例を掲載している。
家庭学習として取り組むことができるeラーニング教材で、事例アニメーションを視聴して確認問題を行い、採点結果を各自で確認する流れ。
教員は児童生徒の進捗状況を個別診断結果やクラス別で確認できる。情報端末やPCのほかスマートフォンでも実施できる。

実態や理解度をCBTで確認する Netモラル検定

「情報活用能力の体系事例」にも対応しているNetモラル検定は小学校版・中学校版をCBT調査で実施でき、情報モラルの実態把握や学習後の理解度のチェックに活用できる。低学年は2択5問、中学年以上は4択10問で5~10分程度。実態に合わせた活用が可能。なおCBT調査には広教クラウド契約が必要。

教員研修も個別最適化を図る 事例で学ぶ学校情報セキュリティ

学校教育に特化した情報セキュリティ研修をeラーニングで提供。学校情報セキュリティポリシーに関するガイドラインに対応し、二要素認証、アナログ情報の管理、誤送信、校内情報の配信、クラウド利用で変わるセキュリティ対策、運用規定等、詐欺メールほかクラウド時代のセキュリティ感覚を身に付ける。
決められた期間に任意のタイミングで学ぶことができ、管理者は教員の進捗状況を把握できる。コンテンツを受講し、3~5分程度のアニメーションを視聴後、確認問題を実施。すべての受講が完了すると認定証が授与される。受講事例の選択・オリジナルの資料追加、確認問題のアレンジ等のカスタマイズも可能。

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