クラウドサービス「edu-cube(エデュキューブ)」(スズキ教育ソフト)は、欠席連絡や健康チェック、連絡網やアンケート等校務改善に役立つアプリやふり返り等のデジタル管理(Travi)、グループ内の学習の可視化(Triel)、プログラミング教材や情報モラル教材など児童生徒向けアプリをトータルで提供している。親しみやすいデザインで使いやすさとわかりやすさに配慮した。教員の働き方改革に役立つ仕組みを紹介する。
「健康チェック」機能では朝の気分や体温、症状のほか、朝食や睡眠時間に関する質問など、朝に確認したい項目を用意。学校の運用に合わせて質問事項を変更できる。
「気分」は1日の中で複数回、登録できるので朝と帰りもしくは週単位、月単位での変化が分かる。
「連絡網」機能では学校は、学年・学級や個人、グループ単位で送付対象を選択して連絡でき、保護者が確認したかどうかも一覧でチェックできる。
在学中の児童・生徒の保護者だけでなく、入学予定の児童・生徒の保護者へも連絡可能だ。送信時に「要確認」の設定をすることで保護者の確認状況を把握できる。
三者面談の日程調整や運動会への参加確認、学校評価など、「アンケート」機能も実装。匿名回答の設定も可能だ。「アンケート」は開封状況と回答状況を学校はリアルタイムで確認でき、回答内容は自動集計される。
保護者は、アプリ「Cubell(キュベル)」の利用により、出欠席の連絡や子供の様子を学校に伝達。学校からの連絡やアンケートもアプリ内で確認できる。
学校から各種連絡が届いた際や保護者が送った連絡を学校が確認した際は、プッシュ通知が届くので安心だ。登録は両親や祖父母等複数名が可能で家族内で情報共有できる。
これら欠席連絡等のデータは統合型校務支援システム「スズキ校務」及び現在開発中の校務支援Webアプリ「evanix(エヴァニクス)」と連携する。
エヴァニクスは「スズキ校務」シリーズをWebアプリ化したもので、リリース予定は2025年4月。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年7月1日号掲載